ネット銀行を利用する上で一番怖いのが、不正利用です。

不正利用の手口は多様化、悪質になっているため個人の対策だけでは限界があります。ネット銀行各社は不正利用防止のためにセキュリティを強化するサービスを提供しています。

多くのサービスは口座開設後に登録が必要になっていますので、きっちり学んで忘れずに活用していきましょう。

各サービスの詳細については個別に紹介していますのでここではどんなサービスがあるかをまとめます。詳細はサービス名のリンクから個別の記事をご覧下さい。

■ネット銀行のセキュリティサービスまとめ

サービス名 内容
IP制限サービス 特定のIP以外からのログインを拒否するアクセス制限サービス。

自宅のPCや会社のPCのIPアドレスを登録しておけば、万が一の不正利用を防ぐことができます。

振込・出金額の
制限サービス
入出金や振込額の1日の上限額を設定するサービス。普段の利用額にあわせて設定しておけば、設定額以上の不正利用は防ぐことができます。

毎月の利用額が決まっている方はとりあえず登録しておいた方がよいサービスです。

スパイウェア対策 フリーのソフトをインストールして知らない間に侵入して、個人情報やパスワードを盗んでしまうスパイウェア。

自己防衛の思想も大事ですが、ワンタイムパスワードなどを活用することでパスワードを盗めなくしてしまうサービスです。

携帯電話からの
ログイン制限
外出先でも送金指示ができるなど便利な携帯電話を活用したサービスですが、携帯電話は注意していても紛失のリスクがあるので要注意。そんな時のために携帯電話からのログインを制限するサービスがあります。

携帯電話を利用しない方は今日にでも設定してしまいましょう。

スキミング対策 ATMなどからカードの磁気情報を盗み取って、偽カードを作って不正利用するスキミング。

年々被害は増加していますが、万が一不正利用された場合もメール通知サービスなどを活用して早めに検知して被害を最小限にとどめましょう。

SSL通信 ネット銀行に限らずインターネット上に個人情報を入力すると、盗み見られる可能性があります。

SSL通信で暗号化することで安全にサービスを利用することができます。


セキュリティサービスでネット銀行を比較する

  • セキュリティでネット銀行を選ぶ人が増えている

最近は犯罪者側の手口も巧妙になっており、ネット銀行の利用者が増えるにつれてネット銀行利用者が狙われることも増えてきています。

そのため、ネット銀行を選ぶ際にセキュリティにどれだけ力を入れているかを判断基準にして選ぶ人も多くなってきています。

不正利用の手口も様々ですので、万能なセキュリティ対策はありませんが、現状、最もセキュリティ上効果があると思われるのはワンタイムパスワードです。

取引の際に必要なパスワードを取引ごとに違うパスワードとして、登録メールアドレス宛のメールなど信頼できる場所でのみ確認ができるようにするものです。

ワンタイムパスワードはメールアドレス宛に送る銀行が多いですが、PCがウイルスに感染してしまうとメールの情報も盗まれる可能性があるので、完全に別の端末から確認できるワンタイムパスワードがセキュリティ上は優れているといえます。

ワンタイムパスワード用の端末を口座開設者に配布しているのがPayPay銀行で、スマートフォンのアプリからワンタイムパスワードを発行しているのが住信SBIネット銀行で、この2行はセキュリティに強いネット銀行です。

万が一ログイン用のパスワードを盗まれた場合でも、振込などをする際に必要な取引用のパスワードがわからないので、不正利用を防ぐことができます。

不正利用が不安な方でセキュリティに強いネット銀行を探している場合には、PayPay銀行か住信SBIネット銀行の口座を開設すると良いと思います。

その他のセキュリティサービスや、各サービスのネット銀行の対応状況については、別の記事にまとめて紹介していますので、セキュリティサービスでネット銀行を比較したい方はぜひ参考にしてください。