新生銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

公開日:2014年1月15日
最終更新日: 2016年11月12日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

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新生銀行はオンライン専業銀行ではなく、店舗を持った都市銀行ですが、個人向けのサービスに力を入れておりATM手数料などのサービスはネット専業銀行並みの水準です。

そのため当サイトでも例外的にネット銀行と同列に比較をしています。

普段はお得な手数料で銀行を利用しつつ、いざという時には店頭で対面のサービスも受けたいという方にはおすすめの銀行です。

そんな新生銀行のサービス内容の詳細を紹介していきます。

  • 新生銀行の住宅ローン金利やサービスの特徴

  • 新生銀行のサービスの特徴

    まず新生銀行のサービスの特徴を見ていきます。

    新生銀行のサービスの特徴は以下の通りです。
    サービスの詳細については次以降で見ていきます。

    新生銀行のサービスの特徴

  • ATM利用手数料が無制限で完全無料
  • 資産残高に応じて振込手数料が最大月10回無料
  • 定期預金・外貨預金の金利は低め

  • 新生銀行の振込手数料

    新生銀行の振込手数料は以下の通りです。

    ■新生銀行の振込手数料

    条件スタンダードゴールドプラチナ
    振込手数料
    (自行宛)
    無料無料無料
    振込手数料
    (他行宛)
    300円200円100円
    無料利用回数月1回月5回月10回

    新生銀行の振込手数料は資産残高によって決定されるステージによって異なります。

    条件なしのスタンダードクラスでは振込手数料が月1回無料となっており、ステージによって最大月10回まで無料となります。

    また無料利用を超えた場合の手数料についてもスタンダードクラスが300円なのに対して、最高ステージのプラチナは100円となっています。

    ステージごとの条件は以下のようになっており、新生銀行を利用するのであれば最低でもゴールド以上は狙いたいです。

    ■ステージの判定条件

    ステージ 条件
    スタンダード プラチナ・ゴールドの判定条件を満たしていない方すべて
    ゴールド 以下のいずれかを満たしていること
    ・預入資産の月間平均残高が200万円以上
    ・所定の投資商品の月間平均残高が30万円以上
    ・円普通預金・パワー預金・2週間満期預金の月間平均残高の合計が100万円以上
    ・スマートカードローンの借入月間平均残高が100万円以上
    ・カードローン レイクの前々月20日時点の借入残高が1円以上、かつ返済の引落し口座に総合口座を登録している
    ・新生アプラスゴールドカードの引落し口座に総合口座を登録していて、前々月27日の引落し金額が1円以上であること
    プラチナ 以下のいずれかを満たしていること
    ・預入資産の月間平均残高が2,000万円以上
    ・所定の投資商品の月間平均残高が300万円以上
    ・パワースマート住宅ローンの利用


    新生銀行の利用可能ATMと手数料

    新生銀行の入出金が可能なATMは以下の通りです。

    ATM利用可否
    セブン銀行ATM
    イーネットATM
    ローソンATM
    アットバンクATM×
    ゆうちょ銀行ATM
    JR東日本ATM
    イオン銀行ATM
    三菱UFJ銀行ATM
    三井住友銀行ATM
    みずほ銀行ATM

    新生銀行が入出金できるATMは上記の通りで、コンビニではセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスなど多数です。

    セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATMと主要なATMネットワークを利用可能になっているので、利用できないコンビニはミニストップ(イオン銀行ATM)とファミリーマートの一部店舗(アットバンクATM設置店)となっています。

    コンビニATMではまず不便することはないでしょう。

    加えて、各都市銀行ATMでも新生銀行のキャッシュカードを利用することができます。

    ATMの手数料はいつでもどこでも完全に無料です。

    利用ATMの種類と手数料はネット銀行全体で見てもNo1で、預金金利、振込手数料に興味のない方は新生銀行が間違いなくおすすめです。


    新生銀行の預金金利

    新生銀行の預金金利は以下の通りです。

    ■普通預金金利(2016/11/12時点)

    預金名100万円未満100万円以上300万円以上1,000万円以上
    円普通預金
    (スタンダード)
    0.010%0.010%0.010%0.020%
    円普通預金
    (ゴールド)
    0.010%0.010%0.020%0.020%
    円普通預金
    (プラチナ)
    0.020%0.020%0.020%0.030%

    ■定期預金金利(2016/11/12時点)

    預金名スタンダードゴールドプラチナ
    1ヵ月0.030%0.030%0.030%
    3ヵ月0.030%0.030%0.030%
    6ヵ月0.030%0.030%0.030%
    1年0.030%0.300%0.300%
    2年0.040%0.080%0.080%
    3年0.040%0.100%0.100%
    4年0.060%0.120%0.120%
    5年0.080%0.450%0.450%

    他のネット銀行との比較や最新の預金金利については以下にまとめています。
    ネット銀行の普通預金金利を徹底比較
    ネット銀行の1ヶ月定期預金金利を徹底比較
    ネット銀行の1年定期預金金利を徹底比較
    ネット銀行の5年定期預金金利を徹底比較
    ネット銀行の10年定期預金金利を徹底比較

    新生銀行の預金金利はあまり高くありません。定期預金を組みたいという方は金利の高い住信SBIネット銀行ソニー銀行で組むと良いと思います。


    新生銀行の外貨預金

    新生銀行の提供する外貨預金の通貨は以下の11通貨です。

    新生銀行の外貨預金の取扱通貨

  • 米ドル
  • ユーロ
  • 英ポンド
  • 豪ドル
  • NZドル
  • カナダドル
  • 香港ドル
  • 南アランド
  • 中国人民元
  • ブラジルレアル
  • トルコリラ
  • 外貨預金を提供しているネット銀行の金利比較などは以下の記事にまとめていますのでご覧ください。
    ネット銀行を外貨預金の取扱通貨で比較
    ネット銀行を外貨預金の金利で比較
    ネット銀行の外貨預金を為替手数料で比較

    新生銀行の外貨預金の金利は高くありません。また為替手数料はステージごとに異なり、最高のプラチナステージの場合にスタンダードの50%オフとなりますが、プラチナステージの為替手数料でソニー銀行住信SBIネット銀行と同程度の水準となります。

    そのため外貨預金は住信SBIネット銀行やソニー銀行が有利ですので、外貨預金を検討する場合は住信SBIネット銀行やソニー銀行の口座開設を検討するとよいでしょう。

    外貨預金の取扱通貨は豊富ですので、他のネット銀行で取扱のない通貨(ブラジルレアルやトルコリラ)に投資したいという場合は検討するとよいでしょう。


    まとめ

    新生銀行のサービスを見てきました。

    サービス内容から、新生銀行はお財布代わりに利用することに特化した銀行であるといえます。

    まずATM手数料が完全無料で、利用できるATMの種類も多いため入出金にとても便利な銀行です。

    また、「新生ステップアッププログラム」として、資産残高によって各サービスの優遇をしています。

    ステージによっては振込手数料が最大月10回無料となり、無料利用回数を超えた場合の手数料も100円と格安の水準となります。

    振込もするという方はぜひステップアッププログラムを活用しましょう。

    一方で、定期預金や外貨預金の金利は他のネット銀行と比較して有利であるとは言えません。

    そのため預金を活用して運用もしていきたいという方は金利が高めの住信SBIネット銀行やソニー銀行と併用して、入出金や決済は新生銀行、預金はその他の銀行といった形で使い分けるのが賢い活用方法になります。


    本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。



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