ネット銀行のセキュリティ4:携帯電話からのログイン制限
IP制限とあわせて検討したいのが携帯電話からのログイン制限です。
携帯電話のサービスは外出先からも送金の指示ができたりと大変便利なサービスですが、反面携帯電話を落とした場合は不正利用の危険にさらされることになります。
携帯電話の紛失はよく起きますので、紛失には細心の注意を払いつつ、落としても大丈夫なようにしておきましょう。
携帯電話からのログイン制限とは?
携帯電話からのログイン制限とは、文字通りネット銀行へのログインをPC経由からしか許可せず、携帯電話からはログインをできないようにするサービスです。
普段PCからしか利用しないという方は、携帯電話からログインを許可しているとリスクしかないので、携帯電話からはログインできないようにしておくと安心です。
各ネット銀行では口座開設後、別途申し込みをすることで携帯電話からのログインを制限することができます。
なお、普段携帯電話でネットバンキングを使用していてパスワードを保存している場合は携帯電話を紛失した場合は、携帯電話の情報をもとにPCから不正利用される可能性もあるため、すぐに携帯電話経由以外からの利用も止めましょう。
その他のセキュリティサービスの内容や対応ネット銀行は、別の記事にまとめていますので、以下の記事を参考にしてください。
住信SBIネット銀行のスマート認証
携帯電話からのアクセス制限とは種類が違いますが、携帯電話を活用したセキュリティサービスとして住信SBIネット銀行が提供するスマート認証サービスがあります。
スマート認証サービスとは、専用のスマホアプリと連携をすることで、取引時に必要なパスワードを取引ごとにアプリで発行するものです。
アプリで発行されるパスワードは取引ごとに異なるので、ワンタイムパスワードとなり、PCと物理的に隔離されているスマホで暗証番号を発行するので、ウイルスやスパイウェアによりPCが乗っ取られたとしても不正利用をされないというメリットがあります。
■スマート認証サービスのメリット
- ワンタイムパスワードになる
- PCと隔離されたスマホでパスワードを発行するので、PCが乗っ取られても不正利用されない
- パスワードはスマホから発行されるので、省スペースでなくす心配も少ない
同じようにPayPay銀行ではトークンと呼ばれる独自の端末でワンタイムパスワードを発行しており、PayPay銀行は住信SBIネット銀行同様にセキュリティに強いネット銀行であるといえます。
スマート認証サービスの詳細については別の記事で紹介していますので、気になる方はぜひ参照してください。
なお、スマート認証サービスは、口座開設しただけでは使用することができず、口座開設後にアプリをダウンロードして初期設定をする必要があります。利用したい方は口座開設をした後に忘れずに設定をしておくようにしましょう。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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