PayPay銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

公開日:2014年1月14日
最終更新日: 2021年7月28日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

PayPay銀行

PayPay銀行は日本初のインターネット専業銀行で三井住友銀行とヤフージャパンが大株主となって設立したネット銀行です。

日本初のネット銀行ということで、昔から利用されていてポイントサイトやオークションなど2000年代前半に広がったサービスとの連携が強いのが特徴です。

また、セキュリティに力を入れているネット銀行でもあり、トークンを利用したワンタイムパスワードを導入して2006年から不正利用0件という安心のネットバンクでもあります。

同じく2000年代前半から営業している楽天銀行(旧イーバンク銀行)に次いで口座数が多いネット銀行です。

本記事ではそんなPayPay銀行のサービス内容を徹底検証していきたいと思います。

PayPay銀行の口座開設


PayPay銀行のサービスの特徴

PayPay銀行のサービスの特徴は以下の通りです。
サービスの詳細については次以降で見ていきます。

PayPay銀行のサービスの特徴

  • 3万円以上の入出金は回数無制限でATM手数料が無料
  • ワンタイムパスワードを導入していてセキュリティに強い
  • オークションの利用者やポイントの現金化の提携先が多い


PayPay銀行の振込手数料

PayPay銀行の振込手数料は以下の通りです。

■PayPay銀行の振込手数料

条件3万円未満3万円以上
振込手数料
(自行宛)
55円55円
振込手数料
(他行宛)
176円275円
無料利用回数なし

PayPay銀行の振込手数料はネット銀行で唯一自行宛の振込手数料が有料になっています。また振込手数料の無料利用回数もありません。

そのため主要なネット銀行の中では振込手数料は割高であるといえます。

ネットオークションで利用する方が多くても自行宛の手数料が有料では使いづらいので、同じくオークションで利用者の多い楽天銀行(旧イーバンク銀行)を利用した方がよいでしょう。

振込が多い方はPayPay銀行は避けて、無料の振込回数が多い住信SBIネット銀行や楽天銀行を利用するのが良いです。


PayPay銀行の利用可能ATMと手数料

PayPay銀行の入出金が可能なATMは以下の通りです。

ATM利用可否
セブン銀行ATM
イーネットATM
ローソンATM
アットバンクATM
ゆうちょ銀行ATM
JR東日本ATM×
イオン銀行ATM×
三菱UFJ銀行ATM×
三井住友銀行ATM
みずほ銀行ATM×

PayPay銀行が入出金できるATMは上記の通りで、コンビニではセブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクスなど多数です。

ローソンATMに対応していないため、ローソンが最もよく利用するコンビニであるという方にとっては使いづらい銀行になります。

—————————————–
【追記2014/10/3】
※PayPay銀行は2014/10/8よりローソンATMと提携し、ローソンでの入出金が可能になりました、

—————————————–

一方で親会社が三井住友銀行であるため、三井住友銀行ATMと三井住友系のアットバンクATMを利用可能になっています。

主要なネット銀行でアットバンクATMが利用できるネット銀行は少ないので、住信SBIネット銀行や楽天銀行のサブ銀行としても利用することができます。

無料利用回数は月に1回ですが、3万円以上の利用の場合はATM利用料が無料になるので利用方法によってはATM手数料は完全無料になります。


PayPay銀行の預金金利

PayPay銀行の預金金利は以下の通りです。

■普通預金金利(2019/10/01時点)

預金名100万円未満100万円以上1,000万円以上
円普通預金0.030%0.040%0.050%

■定期預金金利(2019/10/01時点)

預金名100万円未満100万円以上1,000万円以上
1ヵ月0.075%0.077%0.079%
3ヵ月0.080%0.082%0.084%
6ヵ月0.095%0.097%0.099%
1年0.100%0.102%0.104%
2年0.101%0.103%0.105%
3年0.102%0.104%0.106%
5年0.155%0.157%0.159%
7年0.215%0.220%0.225%
10年0.410%0.415%0.420%

他のネット銀行との比較や最新の預金金利については以下にまとめています。

金利動向によって変化すると思いますが、PayPay銀行の定期預金金利は1年未満の金利が好条件であることが特徴的です。

逆に1年以上の定期預金金利は他のネット銀行の方が高い傾向にあるので、1年以上の期間の定期預金を組みたいときは住信SBIネット銀行やソニー銀行などで検討した方がよいでしょう。


PayPay銀行の外貨預金

PayPay銀行は現在外貨預金を提供していません。
※2014年5月19日より提供開始予定です。

以下PayPay銀行のサイトでキャンペーンの受付もしています。

外貨預金を提供しているネット銀行の金利比較などは以下の記事にまとめていますのでご覧ください。

外貨預金に投資したい場合は住信SBIネット銀行、ソニー銀行の口座開設の検討をすると良いと思います。


PayPay銀行の便利なサービス

トークンによるワンタイムパスワード
PayPay銀行の最大の特徴はセキュリティの強さから来る信頼感です。

セキュリティはネット銀行で唯一提供しているトークンによるワンタイムパスワードで実現しています。

トークンとはカード型トークンとスマートフォンで利用するトークンアプリがあり、登録することでトークンに表示されるパスワードが取引時に必要になります。

トークンに表示されるパスワードは1分ごとに変更されPayPay銀行と連携しているので1度きりの使用となります。

トークンに表示されるパスワードはPC上に保存することができないため盗み取られる危険性が低くなります。

ネット銀行で最も重視されるセキュリティへの対処が最も優れているネット銀行であるといえます。


まとめ

PayPay銀行のサービスを見てきました。

PayPay銀行は振込手数料の無料回数がなく、自行宛の振込手数料も有料になるので、
振込が多い方にとっては他のネット銀行を選んだ方がお得になります。

しかし、ATM利用も3万円以上であれば何度利用しても手数料無料で、トークンによるワンタイムパスワードを導入しており、セキュリティにも力を入れていて安心できるネット銀行です。

振込はあまりせず、セキュリティを重視する方におすすめのネット銀行です。

利用できるATMも住信SBIネット銀行や楽天銀行と少し異なるので、サブ銀行として使っても良いかもしれません。


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