イオンの株主優待の内容とイオン銀行利用者のメリット、影響
企業の株を持っているともらえる「株主優待」ですが、中でもイオンの株主優待は特典が多く人気です。
イオンの株主優待はどのような内容なのか、またイオン銀行を利用する上ではどんなメリットや関連があるのか見ていきたいと思います。
イオン株主が受けられる株主優待の内容
- イオンオーナーズカードで3-7%キャッシュバック
- お客様感謝デーで5%割引
- 会計時割引・優待料金特典あり
- イオンラウンジが利用できる
- 長期保有特典でイオンギフトカードがもらえる
イオンの株主優待には、「イオンオーナーズカードがもらえる」「お客様感謝デーで5%割引を受けられる」「会計時割引・優待料金特典がある」「長期保有特典でイオンギフトカードがもらえる」の4点があります。
イオンオーナーズカードで3-7%キャッシュバック
最も特典が大きく、人気の理由になっているのはイオンオーナーズカードです。
イオンオーナーズカードは、イオンで買物する時に提示をすると、買物金額の一部がキャッシュバックされるカードです。
キャッシュバック率は3%から7%で、キャッシュバックは半年に一度受けることができ、3月1日から8月末までの利用分を10月に、9月1日から2月末までの利用分のキャッシュバックを4月に受けることができます。
仮に半年間で100万円買物をしたとすると、キャッシュバック率3%で3万円、7%だと7万円もキャッシュバックを受けることができます。
イオンの利用額によってもキャッシュバック金額は変わってきますが、数千円から数万円を半年に一度キャッシュバックしてもらえるのはすごく大きいですね。
イオンオーナーズカードの返金率は保有する株数で異なり、100-499株の場合は3%、500-999株で4%、1,000-2,999株で5%、3,000株以上で7%のキャッシュバックを受けることができます。
最低の100株で入手するのが最もお得ですので、イオンオーナーズカード目当てでイオン株を買う人は最低株数の100株で優待をもらうのがおすすめです。
お客様感謝デーで5%割引
また、イオンオーナーズカードを提示すると20日30日に5%割引になる「お客様感謝デー」の特典も受けることができます。
通常はイオンカードを持っていないと受けられない特典ですが、オーナーズカードを持っていることでイオンカードを持っていなくても5%の割引を受けることができます。
イオンオーナーズカードを提示することで、現金、WAON、イオンカードで支払をすると5%割引の対象となります。
さらにお客様感謝デーの5%割引と上述したオーナーズカードのキャッシュバックは併用することができるので、オーナーズカードを提示して5%割引を受けつつ、後で利用金額の3%から7%のキャッシュバックを受けることができます。
これにより、20日30日はオーナーズカードを持っている人は5%+3%から7%で、最低でも約8%、最大で約12%もイオンでお得に買物できることになります。
オーナーズカードを持っているのと持っていないのでは、イオンでのお得度が大きく変わってくることがわかると思います。
会計時割引・優待料金特典あり
また、イオンイーハート、イオンシネマ、タルボット、イオンペットなど一部の店舗で優待価格で買い物できたり、会計時の割引があったりします。
イオンシネマでは、イオンオーナーズカードを提示するだけで300円割引で映画を見ることができますので、一般料金1,800円のところ1,500円で見れます。
イオンシネマの特典もイオンカードを持っている人向けの特典と同じですが、イオンカードを持っていなくても特典が受けられるのはうれしいですね。
イオンラウンジが利用できる
イオンオーナーズカードを持っていると、イオン内にある「イオンラウンジ」を利用することができます。
イオンラウンジはドリンク飲み放題、お菓子付き、雑誌読み放題で、買物中にゆっくり休むことができます。
店舗によって広さが異なり、最近はイオンラウンジ利用者が増えてきたので、VIP感は薄れてきましたが、イオンカードだとゴールドカードを持っていないと受けられない特典ですので、イオンオーナーズカードは持っているだけでイオンラウンジが利用できるのは大きなメリットといえます。
長期保有特典でイオンギフトカードがもらえる
さらに近年では長期保有特典も追加されました。
3年以上イオンの株を保有しているともらえるもので、株数に応じて2,000円から10,000円のイオンギフトカードをもらうことができます。
■イオンの長期保有特典
保有株数 | イオンギフトカード |
---|---|
1,000株~1,999株 | 2,000円 |
2,000株~2,999株 | 4,000円 |
3,000株~4,999株 | 6,000円 |
5,000株以上 | 10,000円 |
長期保有特典をもらうには最低でも1,000株を持っていないといけないので、株価によって約120万円から200万円程度が必要になりますがイオンオーナーズカードをずっと使い続けるから長期保有前提の人で、どうせなら長期保有特典がほしいという人は狙っても良いと思います。
イオンの優待とイオン銀行の関係
- イオンカードセレクトと相性抜群
- 住宅ローン特典の5%割引とは併用不可
イオンカードセレクトと相性抜群
イオンの株主優待であるイオンオーナーズカードをイオン銀行利用者がもらった場合に関係あるのは、イオンカードセレクトと住宅ローン特典との兼ね合いでしょう。
まず、イオンカードセレクトとは相性抜群です。
イオンカードセレクトはイオンカードと電子マネーのWAON、イオン銀行キャッシュカードが一つになったカードで、イオン銀行利用者から見ると、クレジット機能付きのキャッシュカードになります。
イオンカードセレクトは、持っているだけでイオン銀行の普通預金金利が100倍になる優遇金利が適用され、その他にもメリットが多くあり、普通のキャッシュカードの「イオンバンクカード」(犬のマークが入った券面)の完全な上位互換と言えますので、持っている人も多いと思います。
イオンカードセレクトはクレジットカードとしても優秀で、最もお得なイオンカードといえます。
唯一WAONへのチャージでポイントがたまるクレジットカードなので、イオンカードセレクトからチャージしたWAONで支払をすることで、イオンカードセレクトのポイントとWAON利用時のポイントを二重取りすることができます。
還元率はイオンカードの利用額によっても変わりますが、最大でイオンカードセレクトのポイントが200円で3ポイント、WAON利用時のポイントが200円で1ポイント、合計で200円で4ポイントためることができます。
還元率にすると2%となり、かなりお得になります。
イオンオーナーズカードやお客様感謝デーとの併用も可能ですので、イオンカードセレクトでチャージしたWAONを使って買物をすることで最大14%も還元を受けることができます。
キャッシュバックやポイント、割引が混じり合ってわかりづらいですが、実質的には約14%安くイオンで買い物できることになりますので、利用するのとしないのでは大きな差になります。
お客様感謝デーの割引を抜いても5%から9%の還元があるので、いつ買い物しても最低5%引きで買物ができるようなものです。
このようにイオンカードセレクトはイオンでお得に買物をする上では欠かせない存在で、イオンオーナーズカードとの相性も抜群ですので、イオン銀行を利用している人はイオンカードセレクトをキャッシュカードとしてだけでなく、WAONチャージ用のクレジットカードとしても活用するとイオンでお得に買物ができるようになります。
住宅ローン特典の5%割引とは併用不可
また、イオン銀行の住宅ローンも低金利とイオンでの特典が多く人気の商品です。
目玉はイオンでの買物が毎日5%割引になることですが、イオン銀行住宅ローンの契約者特典の5%割引はイオンオーナーズカードとの併用ができませんので注意が必要です。
住宅ローン特典は年間45万円または90万円という上限がありますので、上限を超えた場合にイオンオーナーズカードを利用したり、持ち株が多く7%のキャッシュバックを受けられる人ならイオンオーナーズカードを利用するなど、お得に使える方で買物をする使い分けが必要になります。
住宅ローン契約者特典の5%割引とオーナーズカードのキャッシュバックが併用できないのは残念ですが、イオン銀行住宅ローン契約者はイオンカードセレクトの特典がつきますので、WAONチャージでポイントがたまる点などの特典は元からあります。
WAONへチャージと利用時のポイントの二重取りとオーナーズカードのキャッシュバックでお得を最大化していく戦略が基本になるのは変わりません。
まとめ
イオンの株主優待の内容やイオン銀行利用者への影響などを見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- イオンオーナーズカードで3-7%のキャッシュバックを受けることができる
- イオンカードセレクトを併用すると更にお得になる
- 住宅ローン特典の5%割引との併用は不可
イオンの株主優待では、「イオンオーナーズカード」がもらえて、イオンやマックスバリュなどで買物した金額の3%から7%のキャッシュバックが受けられる大変お得なものです。
最低の株数でも3%のキャッシュバックが受けられ、お客様感謝デーなどと併用ができるので、イオンで買物をする時にぐっとお得度が増します。
さらにイオンカードセレクトからチャージしたWAONで支払うことで、さらに2%の還元率の上乗せをすることができるので、オーナーズカードを提示してWAON(イオンカードセレクトでチャージ)で払うのが最もお得な買物の仕方です。
住宅ローン特典の5%割引との併用はできませんが、イオンカードセレクトと併用することで常に5%お得に買物することも可能になるので、イオンオーナーズカードはぜひ持っておきたいです。
イオンの株主になるには、証券会社に口座を開いてイオンの株を買う必要があります。
100株を取得するのに12万円から20万円程度がかかります。
株を買うならネット証券が手数料が安くおすすめで、中でも手数料が安い最大手のSBI証券がおすすめです。
他のネット証券も大手であれば手数料はかなり安いので、優待狙いで株を買うなら好みで選んでも大差はないと思います。
上述した通り、イオンオーナーズカードはイオンカードセレクトと相性が良いので、イオンの優待でお得に買物をしたい人はイオンカードセレクトも持っておくと色々と便利です。
イオン銀行を利用している人なら優遇金利で普通預金金利が100倍になるので、普通のイオンバンクカードを使っているともったいないのでぜひ作っておきましょう。
これからイオン銀行口座を開設する人は、イオン銀行口座とイオンカードセレクトの同時申し込みもできますので、手間が少なくおすすめです。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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