イオン銀行の住宅ローンの特徴や金利、おすすめの人
イオン銀行の最新の住宅ローン金利や住宅ローンサービス全般の特徴、メリット、デメリットをまとめて紹介しています。
イオンが運営するイオン銀行ですが、住宅ローンのサービスはどのようになっているのでしょうか。見ていきましょう。
住宅ローンの金利、基本情報
変動、固定の金利期間を問わず金利が低く、全疾病保障特約も追加で付帯させることができるので、ニーズに合わせた柔軟な住宅ローンをお得に組むことができます。
特徴的なのはイオン銀行で住宅ローンを組むと、イオンでの買い物が毎日5%割引となる点です。イオンカードを持っていると20日30日に5%割引となりますが、いつでも5%割引になるのは大きなメリットで、イオンの近くにお住いの人はイオン銀行がおすすめです。
■住宅ローン金利
変動金利 | 年0.570% |
固定金利(3年) | 年0.38% |
固定金利(10年) | 年0.69% |
※2017年10月適用金利
ネット銀行住宅ローン金利の比較
■各種手数料
事務手数料 | 融資総額の2.16%(税込) |
保証料 | 無料 |
繰上返済手数料 | 一部繰上返済手数料:無料 全額繰上返済手数料:54,000 円(税込) |
団体信用生命保険 | 無料 |
全疾病保障 | +0.30%の金利上乗せで付帯 |
その他 | 住宅ローン契約者はイオンでの買い物がいつでも5%オフ |
イオン銀行の住宅ローンの評価
イオン銀行の住宅ローンの使える点、良い点
- イオンでの買い物がいつでも5%割引
- 全疾病保障を追加できる
- 繰上返済手数料、保証料無料
- イオン銀行店舗で相談できる
イオンでの買い物がいつでも5%割引
イオン銀行の住宅ローンは金利が低いのも良いですが、最大の特徴は住宅ローン契約者はイオンでの買い物がいつでも5%割引となる点です。
イオンカードを持っている人は毎月20日30日に5%割引となる特典があるので、月に2回のチャンスを待ってまとめて買い物をしている人が多いと思いますが、その特典が毎日受けられます。
混雑する月に2日の5%割引に買い物をしなくてすみますし、お得な買い物ができる日を選んでさらに5%割引を受けることができますので、いつでも5%割引になるというのはすごい優遇ですよね。まさにイオンの最上級顧客となります。
割引を受けられる期間は住宅ローン借入をしてから5年間、また借入金額によって対象買物金額は以下のようになりますが、毎日のお買い物が5%割引となると最大で年間4万5,000円、5年間で22万5,000円も節約ができます。
当初借入金額 | 割引対象買物金額 |
---|---|
1,000万円以上2,000万円未満 | 45万円/年 |
2,000万円以上 | 90万円/年 |
他の割引との併用はできませんが、イオンを毎日のように利用する人であればとても嬉しいですね。割引の対象となる店舗はイオングループのイオン、マックスバリュ、メガマート、イオンスーパーセンター、フォーラス、ザ・ビッグ、まいばすけっと、ピーコックストア各店舗となります。
全疾病保障を追加できる
またイオン銀行は全疾病保障を特約として追加することができます。全疾病保障とは疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)などにかかって働けなくなり、住宅ローンの返済が困難になった時にローン残高を0にしてくれるものです。
団体信用生命保険が生命保険だとすると、全疾病保障はがん保険や収入保障保険的な位置づけとなり、死亡以外の重病のリスクに備えることができる保障です。
ご存知の通り、死亡するリスクと同じかそれ以上にがんなどの疾病にかかって働けなくなるリスクは大きいので、家と家族を守る意味で加入する人は多いです。
イオン銀行では全疾病保障に特約として加入することができ、住宅ローン金利に0.3%上乗せすることで特約を付帯することができます。
金利を上乗せして保障を手厚くするか、シンプルな保障にして業界最低水準の金利で住宅ローンを借りるか選択することができるので、保障が必要な人、不要な人どちらも満足できる柔軟なサービス内容になっています。
繰上返済手数料、保証料無料
もちろん金利だけでなく、各種手数料もお得になっており、繰上返済手数料、保証料、団体信用生命保険料はすべて無料となっています。
これらの手数料は他のネット銀行の住宅ローンでも無料となりますが、メガバンクなどでは有料となっていたり、繰上返済の金額や回数が決まっていたりするので、それと比べるとサービスレベルはダントツに高いといえます。
一部繰上返済1万円から、24時間365日行うことができるので、自分の状況にあわせて繰り上げ返済をして残高を圧縮して総返済額を減らすことができます。なお、全額繰上返済は税別50,000円の手数料がかかります。
繰上返済の方法も返済期間は変えずに返済金額を減らす「返済額軽減型」と、毎月の返済額は変えずに返済期間を短縮する「期間短縮型」の2つから選択することができます。
毎月の負担を減らしたい人、できるだけ早く返済を終わらせたい人など自分の状況に合わせて繰上返済の方法も選ぶことができます。
イオン銀行店舗で相談できる
またイオン銀行はネット銀行並に有利な金利を提供していますが、イオン内に店舗も持っている銀行です。そのため、店舗に行くことで専門のスタッフに相談したり手続きをすることができます。
コールセンターもあり、どちらも土曜日曜祝日を含めた365日年中無休で無料で相談することができます。
ネット銀行は手続きをすべてネット、郵送で行わないといけない点がネックとなる人もいますが、店舗があるイオン銀行であればそのような不安もなく安心です。
店舗がまったくないネット銀行は不安だけど、金利はネット銀行並みの低金利で住宅ローンを借りたい・・・というわがままな人にはイオン銀行がぴったりです。
イオン銀行の住宅ローンの使えない点、悪い点
- 全疾病保障ありの場合は住信SBIネット銀行の方が金利が低い
- 全額繰上返済には手数料がかかる
全疾病保障ありの場合は住信SBIネット銀行の方が金利が低い
イオン銀行は全疾病保障を特約として付帯させることができるのが魅力ですが、付帯させるには保険料分として0.3%金利を上乗せする必要があります。
疾病保障は住信SBIネット銀行で無料付帯するため、全疾病保障ありの住宅ローン金利で見ると住信SBIネット銀行が最も低くなります。
イオン銀行には上述したイオンでの5%割引などの特典がありますので、そのあたりを踏まえてどう考えるかですが、全疾病保障ありでとにかく最も低い金利の住宅ローンを借りたい人は住信SBIネット銀行を検討するのが良いでしょう。
全額繰上返済には手数料がかかる
また、イオン銀行は一部繰上返済については1万円からいつでも何回でも手数料無料で行うことができますが、全額繰上返済をする際には税別50,000円の手数料がかかります。
変動金利であれば手数料無料(固定の場合は税別30,000円)となる住信SBIネット銀行や、選択金利を問わず繰上返済手数料が無料となるソニー銀行と比べると少し不利な点となります。
全額繰上返済をまったくする予定がない人は関係ありませんが、何が起きるかはわかりませんので、イオン銀行で住宅ローンを借りる人は全額繰上返済には手数料がかかるという点を理解しておきたいですね。
結論(おすすめできるか)
結論:変動、固定問わず最低水準の金利とイオンでの割引が魅力
イオン銀行は変動金利、固定金利の各期間の金利はともに業界最低水準の金利で、かつ住宅ローンを契約することでイオンでいつでも5%の割引を受けられる点が魅力です。
がんなどになった時に住宅ローンの返済を免除してくれる全疾病保障特約を付帯させることもできるので、どんな人にもおすすめのできる柔軟なサービス内容も魅力といえます。
全疾病保障特約ありの金利は住信SBIネット銀行の方が低いので、全疾病保障が不要な人やイオンでの割引が魅力と感じるイオンをよく利用する人はイオン銀行で住宅ローンを組むのがおすすめです。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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