イオン銀行の普通預金金利が最強と言われる理由や利率、利息の計算方法
銀行口座を開設すると入金したお金は普通預金に預けることになります。普通預金は出し入れ自由で最も多く利用することになるものです。
サービス内容的にはどの銀行もほとんど変わりませんが、金利については各銀行で差があります。
中でも、イオン銀行は普通預金金利が最強といわれ人気の銀行ですので、イオン銀行の普通預金の金利やサービスの特徴などを見てきたいと思います。
イオン銀行の普通預金金利の利率
- イオン銀行の普通預金金利は0.001%
- イオンカードセレクトを持っている人限定で0.1%の優遇金利が適用
イオン銀行の普通預金金利の利率は0.02%となっています。
■イオン銀行の普通預金金利
預金 | 金利(税引前) |
---|---|
普通預金金利 | 0.001% |
イオンカードセレクト限定 | 0.1% |
他のネット銀行の普通預金の金利は別の記事で比較していますが、ネット銀行の中でもイオン銀行の普通預金金利は高い方です。
ですが、イオン銀行はさらにイオンカードセレクトを持っている人限定で普通預金金利が0.1%上乗せされます。
つまり、イオンカードセレクトを持っていると優遇金利が適用されて0.1%の金利受け取ることができます。
イオンカードセレクトを持っていると金利が100倍
イオンカードセレクトを持っていると通常の預金金利と比べて、100倍の金利を受け取れることになります。
メガバンクの普通預金の金利は0.001%ですので、メガバンクと比較すると100倍も高い金利になります。
同じ商品と思えないほどの大きな差がつきます。
イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカード機能が付いたクレジットカードで、年会費無料なので持って損のないカードです。
普通預金金利の優遇が大きいので、イオン銀行を持っている人にとって必須のカードといえます。
特にメガバンクを利用している人は、無料で預金金利を100倍にすることができるので、ぜひ利用したいサービスです。
余ったお金を預けるた貯金用口座としてだけでも持っておくことをおすすめします。
0.1%の金利の効果
金利が0.1%と聞いてもどれくらいお得なのかあまりイメージがわかないと思います。むしろちょっと「しょぼい」と感じる人もいるかもしれません。
ですが、金利の差はわずかでも大きく、馬鹿にしてはいけません。
普通預金金利が0.1%だと、100万円預けていると年間で1,000円の利息がもらえることになります。
1,000円というと小さいようですが、メガバンクに預けていると金利は0.001%ですので10円しかもらえません。
この差が毎年つくことになります。
さらに複利の効果もあるので、年間に100万ずつ預けて行くことで、イオン銀行とメガバンクの間では10年で5万円弱、20年で19万円以上の差がつくことになります。
預ける銀行を変えるだけで、コツコツ預けていくと10年後、20年後に大きな差がつくことになります。
ですので、預金は少しでも「早く」「金利の高い」銀行に預けるべきです。
イオン銀行の普通預金と定期預金の比較
イオン銀行の定期預金の金利は1年物で0.05%となっています。
3年以上の期間(3年・4年・5年)預けると金利は0.1%となります。
そのため、イオン銀行の定期預金よりも普通預金の方が金利が高いというありえない状況になっています。
ご存知の通り、定期預金は期間内の引き出しができませんので、自由に引き出しができる普通預金金利の方が使い勝手も良く、イオン銀行を利用している人は定期預金に預けるともったいないことになります。
(強制的に引き出しができない預金に預けたいという人もいると思います。そういう人は例外です。)
例外は積立式定期預金
- 積立式定期預金は0.15%の金利で普通預金より金利が高い
- 毎月1,000円から始められる
なお、唯一普通預金よりも金利が高い預金商品として「積立式定期預金」という商品があります。
名前の通り毎月決まった金額を積み立てて定期預金に預ける商品で、積立式定期預金だけは0.15%という普通預金金利よりも高い金利を得ることができます。
コツコツと資産形成をしたい人は積立式定期預金をはじめてお金をためていくといいですね。
積立式定期預金は毎月1,000円から始めることができるので、貯金の習慣をつけたい人や貯金のしくみを作りたい人にもおすすめです。
イオン銀行の普通預金の決算日と利息の入金タイミング
- 預金の利息の入金は半年に一度
- 決算日は2月と8月
預金金利がいつ入金されるのか気になる人もいると思います。
イオン銀行の普通預金金利は「決算日」が決められていて、決算日に決算期間の利息が計算されて半年に1度入金がされます。
イオン銀行の普通預金の決算日は2月と8月のイオン銀行が定めた日になっています。
決算日に利息が計算されて、半年分の利息が決算日の翌日に普通預金口座に入金する形で支払われます。
またイオンカードセレクトの優遇金利を適用されるには、決算日までにイオンカードセレクトを保有している必要があります。
イオン銀行の普通預金の利息の計算方法
イオン銀行の普通預金の金利は、毎日の最終残高1,000円以上を利付単位100円、1年365日とする日割計算として1円未満の端数は切り捨てで計算されます。
ちょっとややこしいですが、とりあえず1,000円以上残高がある人だけ利息をもらうことができ、100円単位で利息が日割り計算されるということですね。
仮に100万円を預けていた場合半年間(180日間)の利息は
100万×0.12%×180日÷365日=591円
となります。
計算された利息は税引き前ですので、20%の源泉分離課税がされて残った金額が口座保有者の口座に入金されます。
この辺りの細かい計算を気にしている人はあまりいないと思いますが、「大体こんな感じか」とイメージしてもらえればと思います。
毎日の最終残高で計算しているということなので、決算日の直前にお金を入れてももらえる利息はわずかになりますし、一度お金を預けてから引き出しをして再度決算日の前に入れたとしてもお金を預けていなかった期間については利息が計算されません。
利息を満額でもらうには、毎日イオン銀行の口座に残高がある状態を保つ必要があります。
まとめ
イオン銀行の普通預金について見てきました。
- イオン銀行は普通預金金利最強の銀行
- 定期預金金利よりも普通預金金利の方が高い
- 優遇金利を受けるにはイオンカードセレクトが必要
イオン銀行は普通預金の金利が高く、預金金利目当てで口座開設している人も多いと思います。
普通預金は最も使う口座で、出し入れも自由で便利なので、普通預金の金利が高いというのはイオン銀行最大のメリットといえます。
またメガバンクはもちろん、ネット銀行などの定期預金と比べてもイオン銀行の普通預金の金利が高いので、貯金用の口座として一つ持っておくと色々便利ですしお得です。
なお、何度か触れましたが、イオン銀行の普通預金金利の優遇はイオンカードセレクトを持っている人のみの特典となりますので、イオン銀行で高い金利を得たい人はイオンカードセレクトが必須です。
これからイオン銀行口座を開設する人は、イオン銀行口座とイオンカードセレクトとの同時申し込みもできますので、手間もなくお得な入会キャンペーンの対象にもなりおすすめです。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
当サイトのおすすめネット銀行
クレジットカード機能付きのキャッシュカード「イオンカードセレクト」を持っている人だけの特典で、普通預金金利が100倍になります。
ネット銀行の中でもダントツに金利が高く、金利が高い銀行に預けたい人はイオン銀行がおすすめです。
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振込手数料、ATM利用手数料はランクに応じてそれぞれ月に最大15回まで無料になります。
グループのSBI証券との連携サービスは株取引が便利になるだけでなく、普通預金金利がぐんとアップするメリットもあります。
高金利の銀行を選んでメガバンクの100倍の金利を得る
マイナス金利といわれる今だからこそ、少しでも金利を高くするために銀行選びが重要になります。金利の差はわずかでも10年20年と経った時に大きな預金の差をつけることができますよ。
今は一番金利が高い銀行に預けることで普通預金金利をメガバンクの100倍も高くすることができます。お得になる金額は毎年100万円を預け続けると、10年で5万円弱、20年で19万円以上になります。
銀行サービスを研究している当サイトでも、今一番お得な情報だと考えています。
特に今メガバンクを利用している人はぜひ一度見てみてください。