イオン銀行の振込手数料と他行宛振込手数料を無料にする方法
銀行を利用する上で気になる手数料の中でも、仕送りや定期的な料金の支払など、送金することが多い人は振込手数料が気になると思います。
普通預金金利が最強で人気のイオン銀行の振込手数料は、どのようになっているのか見ていきたいと思います。
イオン銀行同士の振込手数料(自行宛振込手数料)
- 自行宛の振込手数料は基本無料
- ATMから現金振込する場合は手数料がかかる
イオン銀行の振込手数料を見ていきます。
まずはイオン銀行へ振込をする自行宛の振込手数料です。
■イオン銀行の自行宛振込手数料
宛先 | 振込方法 | 振込金額 | 手数料 |
---|---|---|---|
自行宛 | イオン銀行ダイレクト | – | 無料 |
ATM(キャッシュカード) | – | 無料 | |
ATM(現金) | 5万円未満 | 220円 | |
ATM(現金) | 5万円以上 | 440円 |
イオン銀行への振込(自行宛)の場合、振込手数料は無料です。
振込も即時反映して使えるので、頻繁に送金する予定がある時などはイオン銀行に限らず同じ銀行を利用するのがよいですね。
なお、自行宛の振込が無料になるのはイオン銀行ダイレクト(オンラインバンキング)とキャッシュカードを使ってATM振込をする場合です。
ATMから現金振込する場合は、自行宛の振込であっても5万円未満で220円、5万円以上で440円の振込手数料がかかりますので注意が必要です。
ATMから現金振込するくらいなら、ATMで入金後、キャッシュカード(イオンカードセレクト、キャッシュ+デビット、イオンバンクカード)で振込をした方がお得です。
ATMから現金振込をするのは簡単に避けることができるので、自行宛の振込手数料は基本無料と考えてよいでしょう。
イオン銀行から他行への振込手数料(他行宛振込手数料)
- 他行宛の振込手数料は基本220円
- ATMから現金振込する場合は手数料が多くかかる
イオン銀行から三菱UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行など、イオン銀行以外の他行へ振込をする場合の手数料は以下のようになっています。
■イオン銀行の他行宛振込手数料
宛先 | 振込方法 | 振込金額 | 手数料 |
---|---|---|---|
他行宛 | イオン銀行ダイレクト | – | 220円 |
ATM(キャッシュカード) | – | 220円 | |
ATM(現金) | 5万円未満 | 440円 | |
ATM(現金) | 5万円以上 | 648円 |
他行への振込の場合は220円の振込手数料がかかることになります。
私はイオン銀行を利用していますが、知り合いや企業の口座に振込する時にイオン銀行の口座を指定されたことがないので、普通に生活していく中で他の人や企業に振込をする場合は他行宛の振込になります。
また、自行宛の振込と同じく上記はイオンダイレクトとATMのキャッシュカードによる振込の手数料です。
ATMから現金で振り込む場合には5万円未満で440円、5万円以上で648円の手数料がかかります。
メガバンク並の振込手数料となってしまいますので、ATMからの現金振込は避け、ATMから振込をする時には、一度イオン銀行口座に入金をした後にキャッシュカードで振込をするようにしましょう。
自行宛、他行宛の振込手数料をまとめると以下のようになります。
■イオン銀行の振込手数料
宛先 | 振込方法 | 振込金額 | 手数料 |
---|---|---|---|
自行宛 | イオン銀行ダイレクト | – | 無料 |
ATM(キャッシュカード) | – | 無料 | |
ATM(現金) | 5万円未満 | 220円 | |
ATM(現金) | 5万円以上 | 440円 | |
他行宛 | イオン銀行ダイレクト | – | 220円 |
ATM(キャッシュカード) | – | 220円 | |
ATM(現金) | 5万円未満 | 440円 | |
ATM(現金) | 5万円以上 | 648円 |
なお、ネット銀行では3万円以上と未満で振込手数料が分かれているところがありますが、イオン銀行ではそのようなことはなく、他行宛の振込の場合、一律で220円の振込手数料がかかります。(ATM現金振込を除く)
イオン銀行の振込手数料はお得?
- イオン銀行の振込手数料は平均的
- ベースの手数料金額は安い
- 振込手数料の無料回数がない
イオン銀行の振込手数料を他のネット銀行と比較すると、平均的といえます。
ソニー銀行、大和ネクスト銀行が同額で220円となっています。
住信SBIネット銀行が165円~258円、楽天銀行が165円~258円、PayPay銀行が172円~270円、auじぶん銀行が174円~278円と考えると、むしろ安い部類に入るともいえます。
ネット銀行ではそれぞれの会社ごとに振込手数料が無料で利用できる回数が設定されており、その範囲内であれば手数料無料で他行へも振込することができます。
イオン銀行には振込手数料が無料になる回数や枠といったものがありませんので、他行宛の振込をする時には手数料がかかります。
基本的な手数料水準は安い方ですが、手数料の無料回数がないことから、ネット銀行の中で比較すると平均的くらいなお得度といえます。
振込手数料がお得なのは最大で月に15回他行宛の振込手数料が無料になる住信SBIネット銀行です。
イオン銀行の振込手数料を実質無料にする方法
イオン銀行の振込は、手数料が無料になることはありませんが、実質的に無料にする方法はあります。
イオン銀行にはイオン銀行Myステージというポイント制度があり、イオン銀行Myステージの特典で、振込手数料がかかった場合、月に1-5回まで振込手数料相当の216WAONポイントをもらうことができます。
WAONポイントは1ポイント1円として電子マネーのWAONに交換することができ、イオンやローソン、ファミリーマート、ミニストップなどで使用することができるので現金と同じように使えます。
月の回数の上限はありますが、振込手数料がかかった分だけ220円相当のポイントがもらえるので、実質的に振込手数料が無料になります。
ポイントバックされる回数は、ステージによって変わり、ステージ1の場合は月に1回、ステージ2の場合は月に3回、ステージ3の場合は月に5回ポイントが付与されます。
イオン銀行Myステージは半年間のイオン銀行の口座引き落とし額によって決まり、次の半年にステージとステージ特典が反映されます。
各ステージが適用されるための金額は以下のようになっています。
■ステージごとの判定利用金額
ステージ | 利用金額(6ヶ月) | 利用金額(月平均) |
---|---|---|
ステージ1 | 10万円 | 1.7万円/月 |
ステージ2 | 30万円 | 5.0万円/月 |
ステージ3 | 50万円 | 8.5万円/月 |
イオンカードやWAONの利用額を判定に使うには、カードの利用金額の引き落としやWAONへのチャージをイオン銀行口座から行う「イオンカードセレクト」があるとぐっとステージが上がりやすくなります。
むしろ、イオンカードセレクトなしに最高のステージ3を目指すのはかなりつらいです。
イオンカードセレクトは持っているだけでイオン銀行の普通預金金利が100倍になる優遇金利が適用される、イオン銀行利用者にとって必須のカードです。
振込手数料やATM手数料のポイントバックを有利に受けるためにも必要になりますので、イオン銀行を利用するならぜひ作っておきましょう。
これからイオン銀行口座の開設をされる人は、イオンカードセレクトとイオン銀行口座の同時申し込みが便利です。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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