楽天銀行の住宅ローンの特徴や金利、おすすめの人
楽天銀行の最新の住宅ローン金利や住宅ローンサービス全般の特徴、メリット、デメリットをまとめて紹介しています。
楽天銀行は楽天グループのサービスを利用していると色々と優遇がある銀行ですので、楽天銀行の住宅ローン金利はお得なのか、またどのような特典があるか気になっている人は多いと思いますので、サービス内容を見ていきましょう。
なお、本記事では楽天銀行の住宅ローン(金利選択型)について紹介しています。楽天銀行ではほかにフラット35、フラット35Sも提供していますので、長期間固定金利で借りたい人はフラット35をチェックしましょう。
住宅ローンの金利、基本情報
楽天銀行の口座がなくても住宅ローンを組むことができますが、その場合、金利が0.3%上乗せされますので、楽天銀行で住宅ローンを組む際は楽天銀行の口座開設をするのがおすすめです。
■住宅ローン金利
■各種手数料
事務手数料 | 30万円(税別) |
保証料 | 無料 |
繰上返済手数料 | 無料 |
団体信用生命保険 | 無料 |
8大疾病保障 | 付帯できない |
楽天銀行の住宅ローンの評価
楽天銀行の住宅ローンの使える点、良い点
- 返済期間中は金利タイプを自由に変更可能
- 繰上返済手数料、保証料無料
- 融資事務手数料が一律
返済期間中は金利タイプを自由に変更可能
楽天銀行の金利選択型の住宅ローンは、その名の通り変動金利と固定金利の期間など金利タイプを自由に選択することができる住宅ローンです。
ローン返済中は変動金利と固定金利を何度も変更できますので、自分の状況に合わせて返済をしていけるメリットがあります。
もちろん変動金利、固定金利いずれもメガバンクなどの住宅ローンよりも有利な金利で借りることができます。
繰上返済手数料、保証料無料
また繰上返済手数料や保証料も無料となっています。
ネット銀行の住宅ローンでは多くの銀行が繰上返済手数料、保証料が無料になっていますが、メガバンクなどの住宅ローンでは保証料として金利が0.2%程度上乗せされますので、完全に無料の楽天銀行はその分だけお得になります。
住宅ローンにおける金利0.2%の差は総返済額に大きな差を生みますので無料になるのは大きいです。
保証料 | 無料 |
繰上返済手数料 | 無料 |
団体信用生命保険 | 無料 |
融資事務手数料が一律
楽天銀行の融資事務手数料は融資金額に関わらず一律税別30万円となっています。
多くのネット銀行では融資事務手数料は融資金額の2%程度となっていますので、借入金額が大きい人は手数料が多くなります。借入金額が大きい人ほど固定手数料の方が有利になりますので、借入金額が大きい人ほど楽天銀行を検討するとよくなります。
楽天銀行の住宅ローンの使えない点、悪い点
- 借入比率が高い人は金利が高くなる
- 楽天銀行の口座がないと金利が0.3%上乗せされる
- 繰上返済は100万円以上から
借入比率が高い人は金利が高くなる
楽天銀行の金利は審査結果や借入をする人の状況によって金利が変わります。上で記載している金利はあくまで最低金利ですので、自己資金の割合が低く、借入比率が高い人などは適用される金利が高くなります。
審査結果によって金利は変わりますので、安定して低い金利を受けたい人はイオン銀行、住信SBIネット銀行などを選択するのが良いでしょう。
楽天銀行の口座がないと金利が0.3%上乗せされる
また、楽天銀行の口座を持っていない人も住宅ローンを組むことができますが、楽天銀行の口座を持っていない人は0.3%の金利が上乗せされます。
住宅ローンにおいて0.3%の金利差は大きいので、楽天銀行の口座を持っていない人でも、住宅ローンを借りる際は楽天銀行の口座を作っておくことをおすすめします。
口座開設は無料なので、デメリットともいえませんが、楽天銀行の住宅ローンを組む際は銀行口座をすると覚えておきましょう。
繰上返済は100万円以上から
また繰上返済手数料は無料ですが、繰上返済を行う金額は100万円からと決まっています。
ソニー銀行やイオン銀行、住信SBIネット銀行など1万円から気軽にできるネット銀行が多い中で少し使いづらい点といえます。
繰上返済は住宅ローンの返済を早め、総返済額を減らすことができるので、貯金しておくくらいなら繰上返済をした方が住宅ローン金利分で運用をしたのと同じことになり、有利です。
なるべくこまめに繰上返済をしていった方がお得なのですが、楽天銀行では100万円からしか行うことができません。
結論(おすすめできるか)
結論:金利、サービスレベルで他のネット銀行に劣る
楽天銀行の住宅ローン(金利選択型)は、提示されている金利は最低金利で、審査結果によっていくらの金利で借りられるか変わります。自己資金の割合が低かったり、楽天銀行の口座を持っていないなどで金利がどんどん上がる危険性があります。
また最低金利自体もイオン銀行や住信SBIネット銀行、ソニー銀行などのハイレベルな住宅ローンを提供するネット銀行からは劣りますので、メガバンクよりは良いですが最低水準の金利、サービスではありません。
ネット銀行の住宅ローン金利やサービスについては別の記事で紹介していますので、ぜひそちらをご覧いただければと思います。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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