定期預金の特徴とメリット(利率・リスク)
定期預金とはある一定の期間預ける(出金しない)ことを決めて預金をすることで、普通預金よりも高い利子がつく預金です。
本記事では定期預金の特徴を見ていきましょう。
定期預金の特徴
定期預金の特徴
- 決まった期間内は引き出しができない
- 普通預金よりも高い利子がつく
- 固定金利が適用される
- 元本が保証されている
決まった期間内は引き出しができない
定期預金ごとに定められた一定期間引き出しができない点がいつでも入出金が自由だった普通預金との違いで定期預金の最大の特徴であるといえます。
そのため、すぐ必要になる可能性のある資金は定期預金に入れることはしてはいけません。
なお、定期預金は1か月、3か月、6か月、1年、3年と期間が長いほど金利が高くなります。
普通預金よりも高い利子がつく
一定期間の出金ができないため、当然定期預金の金利は普通預金より高く設定されています。
金利が高いという特徴のため、定期預金は銀行における運用商品の代表格として認知されています。とはいえ、この低金利の時代ですので定期預金の金利は1%にも満たずそこまで高いものではなく満足のいく運用結果をもたらすものではありません。
本格的に資産運用で資産を増やしていきたいと考える方は他の金融商品を検討することをおすすめします。その場合は投資に向いたネット銀行を選びつつ、ネット証券などを活用して資産運用をしていくことになります。
固定金利が適用される
また定期預金は固定金利が適用されます。
そのため、定期預金を契約後、金利情勢が変わり金利が上昇した場合でも金利は変わりませんので、その時と近い将来の金利動向については慎重に見極める必要があります。
元本が保証されている
普通預金と同じく、定期預金についても元本が保証されている商品になります。
そのため安全性を重視する資金の運用に向いています。
定期預金のリスク
定期預金は普通預金と同じく元本保証があります。また預金保険制度の対象となりますので、銀行の破たん時は1,000万円を上限として預金額は保護されます。
そのため1,000万円以上の定期預金は同じ金融機関で組まない方が良いといえます。
また、自由に入出金ができないという点が定期預金の最大のリスクです。
満期前の解約方法は?
満期前に解約をする場合は、普通預金よりも低いペナルティ金利になります。銀行によっては解約手数料がかかる場合もあります。
元本は保証されていますので、元本を割り込むことはありませんが、せっかく定期預金を組んだのに金利が低くなってはばかばかしいので、一度組んだ定期預金はなるべく崩さず、急な資金が必要な際は他の資産を資金化するとよいと思います。
定期預金の活用方法は?
定期預金は一定期間引き出すことができませんが、普通預金より利息がつき元本保証もあり安全性が高いので、目的は決まっていて減らすことはできないけれど、必要になるまで少し期間がある資金の運用に向いているといえます。
具体的には教育資金や住宅取得用の資金ですね。
ただネット銀行の定期預金の金利が店舗型の銀行よりも高いとはいえ、1%に満たない金利ですので本格的に運用で増やしたい資産については投資色の強い商品を選択する必要が出てきます。
元本保証はありませんが、似た性質の商品としては債券や債券型の投資信託などがありますので、リスク許容度を鑑みて商品を選択するとよいと思います。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
当サイトのおすすめネット銀行
クレジットカード機能付きのキャッシュカード「イオンカードセレクト」を持っている人だけの特典で、普通預金金利が100倍になります。
ネット銀行の中でもダントツに金利が高く、金利が高い銀行に預けたい人はイオン銀行がおすすめです。
リンク先はカードの申込ページですが、同時申込ができるのでイオンカードセレクトを紹介しています。
振込手数料、ATM利用手数料はランクに応じてそれぞれ月に最大15回まで無料になります。
グループのSBI証券との連携サービスは株取引が便利になるだけでなく、普通預金金利がぐんとアップするメリットもあります。
高金利の銀行を選んでメガバンクの100倍の金利を得る
マイナス金利といわれる今だからこそ、少しでも金利を高くするために銀行選びが重要になります。金利の差はわずかでも10年20年と経った時に大きな預金の差をつけることができますよ。
今は一番金利が高い銀行に預けることで普通預金金利をメガバンクの100倍も高くすることができます。お得になる金額は毎年100万円を預け続けると、10年で5万円弱、20年で19万円以上になります。
銀行サービスを研究している当サイトでも、今一番お得な情報だと考えています。
特に今メガバンクを利用している人はぜひ一度見てみてください。