当座預金の特徴とメリット(利率・リスク)

公開日:2013年12月11日
最終更新日: 2019年9月16日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

当座預金は一般的には企業が決済用に持つ決済専用の預金のことで、小切手や手形などの決済に利用されます。元本保証はされていますが、預金金利がつきません。一方で決済性の預金ということで1,000万円を超えていても全額ペイオフの対象となります。


当座預金の特徴

当座預金の特徴は以下の通りです。

当座預金の特徴

  • 主に企業などが手形や小切手の決済に使用する決済専用預金
  • 預金金利がつかない
  • 全額ペイオフの対象となる

主に企業などが手形や小切手の決済に使用する決済専用預金
当座預金は主に小切手や手形などの決済に使用するための口座で、特性上ビジネス向けの口座で主に企業に使用されます。

なお、小切手や手形などを発行していて支払い期限が到達した時に口座に資金が足りないことを不渡りといい、この不渡りを2度犯してしまうとすべての銀行との取引が停止になり営業を続けていくことが困難になり、実質的な破たんに追い込まれます。

ドラマなどでよく見る不渡りを防ぐために社長が奔走するというのはこの当座預金の残高を何とかしようとしているのです。

ちなみにネットバンキングなどの発達で企業間の決済でも振込が多く用いられることになってきており当座預金自体の利用は減少しています。

預金金利がつかない
当座預金は決済用の預金として預金金利がつきません。

預金金利がつかないと不利だと思われがちですが、次にふれるペイオフの関係上で個人で当座預金を開設する方が少し増えています。

全額ペイオフの対象となる
先に触れた通り当座預金は預金金利がつかないことから、預金保護法上、「決済性預金」とされ、銀行の破たん時には預金額の全額が預金保護の対象となります。

他の預金のように1,000万円など上限がありません。


当座預金のリスク

当座預金には元本保証があるため元本を毀損するリスクはありません。

また万が一預金をしている銀行が破たんしたとしても全額が預金保険制度の対象となり保証されます。

そのため普通預金以上にリスクがない預金であると考えることができます。


当座預金の活用方法は?

当座預金は預金金利はつきませんので、資産の運用という観点ではまったく意味がありません。

そもそもの目的が決済用の預金ですので手形や小切手の決済に使用するというケースが主な利用目的ですので個人ではほとんど利用する価値はないといえます。

しかしながら無利子であることで全額がペイオフの対象となるため、絶対に保全したい資金の預け先として当座預金を選択する個人の方もいるようですので資金の保全先としては候補の一つとして検討してもよいでしょう。

その他の預金商品の特徴は以下にまとめていますので、参考にしていただけますと幸いです。


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