ジャパンネット銀行の法人口座サービス

PayPay銀行は法人口座の開設が可能なネット銀行です。

ネット銀行の法人口座向けサービスは個人向け同様に振込手数料をはじめとした各種手数料が格安で利用できるので、メインバンクをネット銀行とする法人も増えています。

本記事ではPayPay銀行の法人口座サービスについて紹介したいと思います。

PayPay銀行の法人口座の特徴

PayPay銀行の法人向けサービスの特徴は以下の通りです。

■PayPay銀行の法人口座の特徴

口座開設・維持手数料が無料

PayPay銀行の法人口座は他のネット銀行と同様に口座開設も口座維持に対する手数料もなく無料になっています。

メガバンクの法人口座サービスが軒並み月2,100円の手数料がかかることを考えると、維持手数料が無料である点は大きなメリットであるといえます。

個人事業主も屋号で口座開設できる

PayPay銀行はネット銀行を含めて唯一個人事業主が屋号で口座開設することが可能な銀行です。

個人でネットショップなどを運営している方も多いですが、振込先の銀行口座として屋号を名義にいれることができるとできないのでは信頼度が違います。

PayPay銀行はこのような個人事業主の方にとっては非常にうれしいネット銀行なのです。

振込手数料が個人向けと同水準で格安

PayPay銀行の法人口座の振込手数料は個人の振込手数料と同じで以下の通りです。

■PayPay銀行の振込手数料

自行宛55円、他行宛が168-275円となっていて、例えば三菱ＵＦＪ銀行の法人向けサービス「BizSTATION」では、自行宛105-315円、他行宛525円-735円となっており、3倍近い差があります。

振込手数料を考えるなら断然ネット銀行で口座開設するとお得になるということがわかります。

入出金はATMで365日24時間利用可能

ATMでの入出金のサービスは、利用可能ATM、利用手数料ともに個人向けのサービスと同じ内容になっています。

PayPay銀行では以下のATMが利用可能になっています。

PayPay銀行ではコンビニATMに加えて、資本が入っている三井住友銀行のATMで入出金できる点が特徴的です。

利用手数料は月1回無料という点は個人向けのサービスと同様です。

2回目以降も3万円以上の出金であればATM手数料は無料（3万円未満は157円の手数料）になりますので、ほとんどの法人では利用手数料が無料になると考えてもよいかもしれません。

複数の人で口座の管理をすることができる

法人口座として利用する場合は、口座の管理を複数人で行うことも多いと思いますが、PayPay銀行では「BA-PLUS」というサービスに申し込むと、複数人での口座管理が可能になります。

「BA-PLUS」に申し込むと1口座を同時に複数の方が利用できたり、トークンを複数発行したりと、複数人での口座管理をすることができる機能が追加されます。

また、1法人につき20口座まで口座開設することができるので、複数人が複数口座を利用することができます。

一括振込など便利なサービスが多数

法人の場合は多数の振込が発生することになりますが、決まった複数の振込先の情報を登録しておくことで最大999件まで簡単に振込をすることができる「WEB一括振込」というサービスがあるので、毎月の決まった振込は非常に簡単に処理することができます。

不定期の振込の場合には最大3,000件までファイルアップロード形式で振込ができる「WEB総帳」というサービスもあるので、振込作業の手間を大幅に縮小ができるというのもPayPay銀行の魅力です。

なお、「WEB総帳」を利用するには月額1,050円の利用手数料が必要になります。

まとめ

PayPay銀行の法人口座サービスを見てきました。

PayPay銀行の法人口座は、手数料については個人向けの内容と同じで非常にお得に利用することができ、加えて法人に便利なサービスを提供しているので非常に魅力的です。

ビジネス向けの口座という意味では、個人事業主の方も口座開設が可能ですので、個人事業主の方は是非持っておきたいですね。

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