楽天銀行を給与振込口座に指定する方法とメリット
利用していると楽天スーパーポイントがたまるなどネットユーザに嬉しいサービスがある楽天銀行ですが、他行あての振込手数料が有料になってしまう点がネックの人も多いと思います。
楽天銀行ではハッピープログラムという特典会員の優遇サービスを行っており、給与振込口座に楽天銀行を指定していると他行あての振込手数料が月に3回まで無料になります。
また給与振込口座に指定することで振込手数料以外にも特典を受けることができます。
そこで本記事では楽天銀行を給与振込口座に指定する方法やそれによるメリットを紹介したいと思います。
楽天銀行を給与振込口座に指定する方法
- 勤務先に給与振込先の銀行口座を変更してもらう
- 振込の扱いが「給与振込」になっていることを確認する
- 実際に給与振込がされると無料回数が付与される
楽天銀行を給与振込口座にするには自分の勤務先に給料の振込先口座を変更してもらう必要があります。
総務部なり人事部なり給料の振込を担当する部署に給与振込口座の変更をしたい旨を申し出るようにしましょう。
給与振込口座の変更は住所変更なみにメジャーな変更届けですので、ある程度の規模の会社であれば変更届けのフォーマットが用意されていると思いますので、面倒な手続きなく簡単に変更することができます。
給与受取口座の変更に際して、変更したい楽天銀行の口座情報が必要になりますので、支店名や口座番号は事前にチェックしておくようにしましょう。
■給与受取口座の変更に必要となる情報
項目 | 内容 |
---|---|
金融機関名 | 楽天銀行 |
銀行コード | 0036 |
支店名・支店番号 | ジャズ、ロックなどの支店名と201、202などの数字3桁の支店番号 |
預金種類 | 普通預金 |
口座番号 | 数字7桁の口座番号 |
受取人名 | 口座名義(カタカナ) |
楽天銀行の支店名や口座番号等は楽天銀行WEBサイトのログイン後ページで確認するか、キャッシュカードで確認することができます。
ログイン後の画面での確認方法
デビット機能付キャッシュカード、クレジットカード一体型キャッシュカードの場合
楽天銀行キャッシュカードの場合
いずれも簡単な方法で確認できますね。
なお、楽天銀行に給与振込として認めてもらうには勤務先からの振込の電文が「給与振込」である必要があります。
普通の会社の給与振込の電文は給与振込となっていますので、そこまで神経質になる必要はありませんが、自分の会社が小さな会社であれば一言確認しておくと良いかもしれません。
届出が完了すれば、次回または次々回から給与振込口座が変更になるはずです。これもいつの給与から受取口座が変更になるのか確認しておくと良いでしょう。
楽天銀行では給与振込が実際に行われると、他行宛の振込手数料の無料回数が付与されますので、楽天銀行に給与振込があってから他行宛の振込をするようにしましょう。
なお使用しきれなかった無料回数は毎月2回分だけ繰り越すことができますので、無料回数を使用しなかった人は翌月に最大で5回まで振込手数料を無料にすることができます。
給与振込の金融機関を指定できない場合
勤務先によっては給与振込の金融機関を指定されているところもあります。
給与振込先の金融機関を強制するというのは厳密に言うと違法のようですが、企業の振込手数料節約の観点から給与振込の金融機関を指定しているという会社はまだまだ多いようです。
このような会社の場合、ルールを変えさせるのはまず難しいので、楽天銀行を給与振込銀行にすることは諦める必要があります。
楽天銀行は給与振込口座に指定する以外に他行宛の振込手数料を無料にする方法がないので、給与振込口座に指定できないと大きく利便性を損ねることになります。
他行宛の振込手数料を無料にしたいというだけなら他のネット銀行を利用することで無条件で一定回数は無料になりますので、他のネット銀行を利用することを検討してみると良いと思います。
当サイトのおすすめは他行あての振込手数料が毎月3回無料になる住信SBIネット銀行です。
アルバイトの人は給与振込口座に指定できる?
大学生やフリーターの人は雇用形態がアルバイト、主婦の人であればパートという人も多いと思います。
自分がアルバイトやパートの場合でも振込の電文が「給与振込」であれば、他行あての振込手数料無料をはじめとした特典を受けることができます。
小さな会社の場合同様、給与振込でない普通の振込となっている場合もありますので、入出金明細を確認しつつ、それでも不明であればバイト先の店長や社員の人経由で確認をするのが良いでしょう。
正社員同様、給与振込先の金融機関が指定されていることもありますので、あわせて確認をする必要があります。
なおアルバイト先のバイト代の渡し方が振込ではなく手渡しのところも多くあると思います。
その場合、可能であれば振込にしてもらい、かつ電文を給与振込にしてもらう必要があります。
できないことはありませんが、個人商店であればあるほど面倒で断られる可能性が高くなると言う点は頭に入れておきましょう。
正社員であってもアルバイトやパートであってもとにかく勤務先から「給与振込」として入金があれば良いということですね。
楽天銀行を給与振込口座にするメリット
- 振込手数料が毎月3回まで無料になる
- 給与を受け取るだけで楽天スーパーポイントがもらえる
- ATM手数料が無料になる
- 毎月抽選で最大3,000円がもらえる
振込手数料が毎月3回まで無料になる
このように勤務先によっては楽天銀行を給与振込先の銀行口座に指定できない場合もありますが、無事給与振込先の口座に指定ができると、振込手数料が無料になります。
毎月3回まで無料になるとネット銀行でもトップレベルお得度になりますので、楽天銀行を給与口座とする最大のメリットといえます。
また振込手数料が無料になる以外にもメリットがいくつもあります。
給与を受け取るだけで楽天スーパーポイントがもらえる
まず給与を受け取るだけで給与振込のたびに楽天スーパーポイントをもらうことができます。
上述した通り、楽天銀行ではサービスの利用状況に応じて特典が受けられるハッピープログラムを提供していますが、その中にサービス利用をすると楽天スーパーポイントがもらえるというものがあります。
もらえるポイント数は利用しているサービスによって異なりますが、「給与振込を受ける」ということをしていると会員ステージに応じて1~3ポイントを給与振込ごとにもらうことができます。
ポイント数は決して多くありませんが、毎月自動的にもらえるものですし、他のサービス利用と合わせることによって結構な量のポイントを受け取ることもできます。
ATM利用手数料が一定回数無料で利用できる
また、給与振込を受けているとハッピープログラムの「会員ステージ」が上がり、ATMの利用手数料も一定回数無料で利用できるようになります。
会員ステージは給与振込を受けてかつ何らかの口座振替(自動引き落とし)があると、それだけで「VIP」という会員ステージになりATM手数料が毎月5回まで無料になります。
サービスの利用状況次第では最大で7回まで無料になりますので、さらに上のステージを目指してみても良いかもしれません。
5回、または7回無料だと、普通に利用していればまずATM手数料がかからなくなります。
ハッピープログラムの内容や会員ステージを上げる方法については別記事で解説していますので、そちらもぜひ参考にしてください。
毎月最大で3,000円が当たるプレゼントの抽選に参加できる
また、楽天銀行では他行からの振込があった人を対象に、毎月最大で3,000円が当たるプレゼントを常時実施しています。
毎月エントリーをする必要がありますが、会員ステージに応じて現金が当たるもので、給与振込を受けている場合は毎月参加できますし、なによりノーリスクなので、ぜひチャレンジしたいですね。
会員ステージごとの当選金額
会員ステージ | 最大当選金額※ | 当選人数 |
---|---|---|
ビギナー | 300円 | 500名 |
スタンダード | 600円 | 400名 |
プレミアム | 800円 | 200名 |
VIP | 1,300円 | 100名 |
スーパーVIP | 3,000円 | 50名 |
※ビギナー以外の最大当選金額は会員ステージに関わらず他行からの振込があった人のうち500名に300円が当たる抽選とのダブル当選時
上述した通り、給与振込と自動引き落としがあれば、会員ステージは「VIP」となりますので、毎月最低でも1,300円は当たるチャンスがあることになり、少しがんばって会員ステージをさらに上げれば毎月3,000円が当たるチャンスがあります。
給与振込がある人は忘れずに毎月エントリーしたいですね。
このように楽天銀行を給与振込口座に指定すると、様々なメリットがあります。
楽天銀行をお得に利用する上では欠かせない特典といえますので、楽天銀行を利用する際にはぜひ給与振込口座に指定することをおすすめします。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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