銀行の種類(都市銀行・地方銀行)と社会的役割や提供するサービスの違い
別の記事で社会における銀行の役割について紹介しました。
銀行にはいくつかの種類があり、それぞれが得意としていることやお客さんが違うためここでは銀行の種類とそれぞれの特徴について説明していきます。
銀行の種類と特徴
■銀行の種類
- 都市銀行
- 地方銀行
- 信用金庫
- 信託銀行
- 外国銀行
- その他の銀行
銀行にはその機能や顧客基盤によって「都市銀行」、「地方銀行」、「信用金庫」、「信託銀行」、「外国銀行」、「その他の銀行」があります。
いくつかについては名前を聞いたものがあると思いますが、それぞれの銀行の特徴や機能、役割について紹介していきます。
都市銀行
都市銀行とはメガバンクともいい、全国規模で支店やサービスを展開して銀行業務を提供している銀行のことです。
都市銀行には三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などが都市銀行に含まれます。銀行の中では最も規模の大きいものですので国際的な取引や多くの大企業への貸し出しを行っており、日本の経済を支えています。
銀行というと真っ先に思いつくのは都市銀行でしょう。
地方銀行
地方銀行はある地方に本店を構えて地域密着型のサービス提供をしている銀行のことです。
横浜銀行や千葉銀行など都市名が銀行名となっている銀行は地方銀行です。都市銀行が全国的に業務展開をしているのに対して、地方銀行はある地域だけに特化した地域密着の銀行であるといえます。
当サイトで紹介しているネットサービスに強い静岡銀行も地方銀行の一つです。
信用金庫
信用金庫は銀行ではありませんが似たサービスを提供しているためここに含めています。
信用金庫は地域の利用者が会員となって相互補助を目的として設立されている金融機関です。
株式会社ではないので純粋に会員同士、または地域の利益を優先して活動しています。また地域が限定されているため業務範囲はある地域に限られており、各地域に信用金庫が存在します。
信託銀行
信託銀行は銀行業務だけでなく、信託業務とよばれる業務を行うことができる銀行です。
土地信託、遺言信託、金銭信託などを行い、土地活用や相続関連のコンサルティング業務が主な業務になります。三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行などメガバンクグループの信託銀行が主要な信託銀行です。
外国銀行
外国銀行は言葉の通り、外国に本店を持つ銀行を指します。
日本の預金制度が対象となる預金保険制度(ペイオフ)の対象外となっているのが注意点です。
なお、外資の銀行であっても日本に法人を設立して日本国内に本店を置いているものは銀行法上は外国銀行ではないためシティバンクは外国銀行とはなりません。
その他の銀行
上記の銀行に含まれない新たな形態の銀行がここに含まれます。
銀行区分上上記に含まれないということですが、ネット専業銀行やATM決済を主な業務としているセブン銀行や小売店での使用を基本としている「イオン銀行」などがその他の銀行として区分されています。
新たな形態の銀行とは、金融庁の銀行区分で伝統的な都市銀行、地方銀行などに該当しない銀行という意味です。代表的なものが「ネットバンク」あとはATM決済を基本とした「セブン銀行」、商業施設との連携を基本とした「イオン銀行」などが代表的です。
ネット銀行は新たな銀行の形
上記のようにネット銀行は金融庁の銀行区分上は明確な区分のない「その他の銀行」に分類されている銀行です。
ネット銀行は従来の都市銀行のように支店を持たずに支店の窓口で行われていた業務をすべてインターネット上で行っています。
人件費不動産費をはじめとした多くの費用がかからないので、その分金利を上乗せしたり各種手数料を安く設定している銀行で、ATM手数料や振込手数料が高いと不満をもっていた利用者から選ばれ急成長している業態です。
当サイトも便利なネット銀行こそ個人が利用すべき銀行であると考え、ネット銀行の中でも特にサービスのよいネット銀行はどこなのか?目的にあった銀行はどこなのかという観点でネット銀行を比較して紹介しています。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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