定期貯金・定額貯金の特徴とメリット(利率・リスク)
定期預金と似ていますが、ゆうちょ銀行が提供する一定期間引き出すことのできない貯金を定額貯金または定期貯金と呼びます。
基本的には定期預金と似ている商品ですが、一部異なる点があるため、こちらで紹介します。
ゆうちょ銀行への預金については郵便局時代からの流れで基本貯金と呼ばれていますが、預金と意味は同じになります。
ゆうちょ銀行には定額貯金と定期貯金がある
ゆうちょ銀行には定額貯金と定期貯金という2種類の定期性の預金があります。
ここではそれぞれの特徴と違いについて説明していきます。
定額貯金の特徴
定額貯金はゆうちょ銀行の主力商品で、他の銀行における定期預金とは、一定期間引き出しができない定期性の預金である点は同じですが、6か月経過後はいつでも換金が可能になる点が異なります。
定額貯金は貯金期間に応じて、貯金開始時にさかのぼって金利が決まる仕組みになっています。
6か月以上、1年未満であれば0.1%、1年以上2年未満であれば0.15%など預金期間に応じて開始時までさかのぼって金利が適用されるという具合です。(実際の金利はゆうちょ銀行WEBサイトでご確認ください。)
そのため6か月以降は好きなタイミングで換金が可能になっていて他の銀行の定期預金と比較すると「換金性が非常に高い」という利点があります。
なお、期間は最長10年で期日指定満期日はありません。
定期貯金の特徴
一方で定期貯金はいわゆるニュー定期と呼ばれていた定期貯金で、他の銀行の定期預金とほぼ同じ仕組みの商品になっています。
換金性という面では定額貯金に劣りますが、金利は同一期間における定額貯金よりも高く設定されているため、一定期間は引き出ししないので高い金利を求める方に選ばれています。
定額貯金と定期貯金のリスク
定額貯金と定期貯金はともに元本保証がされている商品で預金保険制度の対象となるため、元本が毀損するリスクはありません。
他の銀行の定期預金同様、一定期間預け入れをしないといけないので、定額貯金であれば6か月間、定期貯金であれば各定期貯金に定められた期間内は引き出しができないという点がリスクになります。
定額制の預金ですので、使用用途が決まって一定期間は引き出す必要のない資金を定額貯金、定期貯金にまわす必要があります。
定額貯金と定期貯金の違い
定額貯金と定期貯金のそれぞれの特徴については先に触れました。
2つの貯金の違いは以下の通りです。
定額貯金と定期貯金の違い
- 定額貯金は6か月を過ぎればいつでも換金ができる
- 最長期間は定期貯金の5年に対して、定額貯金が10年と長い
- 金利は定期貯金の方が高い
似ていますが、特徴がありますので資金の性格にあわせてどちらに投資するかを決めると良いと思います。引き出す可能性が少しでもあるのであれば定額貯金が換金性も高くおすすめです。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
当サイトのおすすめネット銀行
クレジットカード機能付きのキャッシュカード「イオンカードセレクト」を持っている人だけの特典で、普通預金金利が100倍になります。
ネット銀行の中でもダントツに金利が高く、金利が高い銀行に預けたい人はイオン銀行がおすすめです。
リンク先はカードの申込ページですが、同時申込ができるのでイオンカードセレクトを紹介しています。
振込手数料、ATM利用手数料はランクに応じてそれぞれ月に最大15回まで無料になります。
グループのSBI証券との連携サービスは株取引が便利になるだけでなく、普通預金金利がぐんとアップするメリットもあります。
高金利の銀行を選んでメガバンクの100倍の金利を得る
マイナス金利といわれる今だからこそ、少しでも金利を高くするために銀行選びが重要になります。金利の差はわずかでも10年20年と経った時に大きな預金の差をつけることができますよ。
今は一番金利が高い銀行に預けることで普通預金金利をメガバンクの100倍も高くすることができます。お得になる金額は毎年100万円を預け続けると、10年で5万円弱、20年で19万円以上になります。
銀行サービスを研究している当サイトでも、今一番お得な情報だと考えています。
特に今メガバンクを利用している人はぜひ一度見てみてください。