貯金ができる仕組みづくり4:生活費は1週間ごとに管理
これまでの記事で紹介してきた仕組み作りを実行して、貯金専用の銀行口座を作り、天引きを開始して、家計簿をつけ始めると、貯金をするための形はできてきたといえるでしょう。
ここからは貯金をするための心の仕組みといえる自分の中のお金の管理の仕方を紹介します。
まずは一番大きな生活費の管理の方法です。
生活費を1週間ごとに管理する
- 生活費は1週間ごとに管理することで計画が立てやすくなる
給与天引きで貯金を始めると、手元には給料よりも少ない金額が残ります。
いつもより少ないので、残った金額で生活できるか少し不安になると思いますので、ここでは生活費の管理の仕方を紹介します。
結論から言うと、生活費は1週間単位で予算を組むのがおすすめです。
月の生活費が15万円だとすると、「月に15万円で暮らすぞ」と考えるより、「今週を3万5千円で過ごすぞ」と考えるということです。「今週を3万5千円で過ごすぞ」と考えた方がリアルで管理しやすいですよね。
どうしても期間が長かったり、金額が大きいと一体今日いくら使うのがよいかがよくわからなくなってしまいます。
慎重な人がそれが不安で「けちけち」になる分にはまだいいですが、わからなくなった結果、月の前半で大きな買い物をしてしまったりして残り1週間で残金1,000円なんてことになると、せっかくの貯金を崩すことになってしまい目も当てられません。
そうならないためにも生活費は1週間単位で考えましょう。
具体的にはどうするの?
具体的には生活費として残った金額からまず固定費を引きます。
固定費とは家賃や光熱費などの毎月かならずかかる金額ですね。家計簿をつけるとわかるのですが、わからない方は前月の引き落としの結果などをもとに試算して先に除いておきましょう。
また、結婚式に呼ばれているなど大きな出費がすでに分かっている場合は固定費と一緒に引きましょう。
生活費の中で固定費と一時的な大きな出費を差し引いたものが今月の生活費です。
それを1週間ごとになるよう4つにわけましょう。半端な曜日がある週は翌月にするかさらに細かく割って(0.5週間と考えるなど)1週間ごとに使ってよい金額を出しましょう。
1週間ごとの金額がわかればあとはその金額をもとに生活していくだけです。
1週間を過ごした結果、お金が余ったら翌週の予算に足したり貯金の方に入れたり自由にしましょう。万が一お金が足りなくなったら翌週の予算から引いて何とか翌週で取り返しましょう。
ただ翌週はさらに生活が苦しくなるので、「1週間の予算は絶対に守る!」という強い気持ちで生活しましょう。
心に負担をかけるのは良くないですが、1週間レベルの節約であればできないと貯金もできないのでがんばりましょう。それでもできないという方は毎月の貯金額を少なくして生活に少し余裕を持たせましょう。
だめだったら「取り戻す」方に頑張るより、計画を見直すことも考える
- がんばりすぎずに、達成できる目標、計画を立てて続けることを優先する
なお、1週間の目標を立てたけどお金が足りなくなった場合、次の週の予算から取り崩すことになり、結果的に次の週で取り戻すようにしないといけません。
予算オーバーが少額で、翌週少し頑張れば取り戻せるようであれば良いですが、どんどん生活が苦しくなる時には、頑張って取り戻すことに力を入れるより、計画の見直しをした方が良い場合が多いです。
1週間の支出はかなり見えている人が多いと思いますし、急な出費さえなければそこまでぶれることはありません。それでも普通の状態で達成できないのであれば、目標の設定を誤ったと考えるべきでしょう。
無理のない予算に見直して、計画を立て直し、余裕があったら毎月の貯金額に積み増すという形にした方が精神的にゆとりがあります。
スタンスは人によりますが、貯金や節約は必ずしも歯をくいしばってやるものではないと思いますので、無理のない計画で続けられるようにして、時間を味方につけて大きくためるようにしましょう。
- 1週間の予算が苦しければ、、計画を見直すことを考える
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