ネット銀行をハブ銀行として活用する方法と手数料の節約

公開日:2014年1月14日
最終更新日: 2014年11月9日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネット銀行をハブ銀行として活用する

以前、銀行口座を複数組み合わせる活用方法を紹介しました。

  • ハブ銀行口座向きのネット銀行の選び方


  • このように複数の銀行口座を活用する場合に、給与などの入金を受けて他の口座へ資金を振り分ける「ハブ」としての役割を持つ銀行口座が必要になります。

    ハブ銀行口座はメイン口座として利用する場合もあり、振込や入出金など多くの取引をすることになりますので非常に重要になります。

    多くの取引が発生するということは手数料の安いネット銀行を活用することで、大きく得をすることができるということでもありますので、ネット銀行をハブ銀行として活用するのがおすすめです。


    ネット銀行をハブ銀行としておすすめする理由

    hubネット銀行をハブ銀行としておすすめする理由は手数料が安くなるからです。

    先に述べた通り、ハブ銀行としての役割を持たせると、自分の銀行口座の中で最も口座間の資金移動の回数が増えます。また基本的には送金する側ですので、手数料が最もかかる口座になるということです。

    メガバンクなどの対面型の銀行をハブ銀行としていると手数料がかかり、せっかくお金がたまる仕組みを作っても手数料でマイナスに・・・なんてことになりかねません。

    ハブ銀行を作る本来の目的はお金が貯まりやすい仕組みを構築することにあるので、コストは最小限とすべくネット銀行をハブ銀行にするのが良いでしょう。


    ハブ銀行に向いているネット銀行

    ハブ銀行に向いているネット銀行は先にあげた通り、振込手数料とATMでの入出金手数料がお得になるネット銀行です。

    口座間の資金移動をする方法は2種類で、振込をするかATM経由で現金で入出金です。振込の方が手間がなく便利ですが、ATMでの入出金であれば無料で資金移動できるネット銀行が増えます。

    振込手数料の無料回数が月3回、ATM手数料の無料利用回数が月5回とネット銀行の中でも最も多い住信SBIネット銀行が最もおすすめです。

    また自己名義への振込手数料が無料となる大和ネクスト銀行もおすすめです。

    ハブ銀行をメイン銀行として利用する場合はメイン銀行に求める機能、メイン銀行として利用しない場合はメイン銀行との兼ね合いでハブ銀行口座を決定する必要がありますが、うまくネット銀行を活用してお金が貯まって増えやすい仕組みを構築しましょう。


    ハブ銀行を活用することのメリット

    上でも少し述べましたが、ハブ銀行を活用することによるメリットはいくつかあります。

    最も大きいのは資金を目的ごとに管理することができるようになる点です。

    また、資金分配をハブ銀行で行うことで手数料が安くなる場合もあります。

    ■ハブ銀行を活用することのメリット

    • 資金を目的ごとに管理できるようになる
    • 手数料が安くなることがある

    「資金を目的ごとに管理する」とは、目的別に用意した口座へお金を振り分けることが簡単にできるということです。

    生活用の口座、貯蓄用の口座などに分けてお金を管理をすることは、目的別にいくら資金があるかが明確になり、また目的以外で貯蓄用のお金に手を付けることがなくなり、貯金をしたり家計を管理する上で有効です。

    複数口座を持つとわかりやすい反面、お金の移動が面倒になりますが、ハブ銀行を活用して資金を振り分けることで、効率的に各銀行口座へ資金配分をすることができます。

    ネット銀行であれば、自宅のPC上ですべての作業をすることができるので、管理も簡単で手間も少ないです。各口座の状況も資産管理ツール等を活用することで、一覧にすることができ、口座は明確に分けつつも一元的に管理をすることができます。

    また、ハブ銀行を活用することで、結果的に手数料が安くなるという場合もあります。

    メインの給与振込口座がメガバンクの口座である場合など、振込手数料が高いので、目的別に口座を持ち各口座へ資金を振り分けようとすると振込手数料がかかってしまいます。

    ハブ銀行に振込手数料の安いネット銀行を利用すれば、メイン口座からハブ銀行の口座への送金ができれば、他の口座へは振込手数料無料で資金を振り分けることができます。

    各ネット銀行では振込手数料が毎月一定回数までは無料になったりするサービスを提供していますので、各ネット銀行の振込手数料無料利用回数は要チェックです。

    このようにハブ銀行にコストの低いネット銀行を活用することで、資金を目的別に明確に分けて管理しつつ、資金移動の手間やコストも最小限とすることができます。

    家計管理の方法は人それぞれですが、しくみ化をすることでお金がたまりやすくなるということもありますので、ある程度収入があるのにお金がたまらないという方や、教育資金など必要なお金を期間内でしっかり貯めたいという方はぜひ参考にしていただけますと幸いです。

    • 「ハブ銀行」とは複数の銀行口座へ資金を移動する役割の銀行口座のこと
    • ハブ銀行は振込、入出金が多くなるので、コストの安いネット銀行がおすすめ
    • ハブ銀行にネット銀行を活用することで、低コストで目的別に資金を管理することができるようになる


    本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。



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