個人事業主におすすめのネット銀行はPayPay銀行
ネット銀行の法人用口座サービスと活用法で法人の口座開設について説明しましたが、個人事業主の方でビジネス用の口座を持ちたい方も多くいると思います。
一部のネット銀行では個人事業主の方のビジネスアカウントも提供していますので、活用しましょう。
個人事業主であればPayPay銀行がおすすめ
ネット銀行で法人用の口座を提供しているのは住信SBIネット銀行、楽天銀行、PayPay銀行ですが、個人事業主向けにビジネスアカウントを提供しているのはPayPay銀行だけです。
住信SBIネット銀行、楽天銀行、またその他のネット銀行でも個人用の銀行口座を開設して活用すれば、個人事業主であってもネット銀行を利用できます。
PayPay銀行では個人事業主でも屋号で口座開設が可能ですので、個人でネットショップの運営をされている場合などは大変役立ちます。
PayPay銀行でビジネスアカウントを開設するには具体的に事業内容が確認できるホームページが必要ですが、それさえあれば満15歳以上で日本国内在住であれば口座開設の申込をすることができます。
PayPay銀行はヤフオクとの連携など決済に便利サービスもありますのでお客さんへのメリットも多く、全銀行を含めて最もおすすめの銀行であるといえます。
■PayPay銀行のビジネスアカウントのサービス概要
項目 | 内容 |
---|---|
対象 | 法人および営業性個人(屋号付き) |
必要書類 | 法人:申込書、商業登記簿謄本、法人印鑑証明書、取引担当者の本人確認資料 営業性個人:申込書、事業者本人確認資料(一般個人と同じ) |
利用可能サービス | 普通預金、振込、口座自動振替、my mail、定期預金、ATM、JNB Visaデビット等 |
預入単位 | 1円 |
適用金利 | 個人口座と同じ |
入出金方法 | 提携ATMでの現金出金振込入出金(個人と同じ) |
自行宛振込手数料 | 55円 |
他行宛振込手数料 | 168-275円 |
振込・送金限度額 | 1日300万円まで(申込により最大1億円まで可) |
口座振替 | 個人口座と同じ |
通帳 | なし |
個人事業主にとってはPayPay銀行ほぼ一択という状況ですね。
屋号での登録が必要なければ個人事業主の方の口座はネット銀行の個人用口座でも事足りると思いますので、ネット銀行全体から選択し、屋号での口座が必要であればPayPay銀行のビジネスアカウントを活用するようにしましょう。
PayPay銀行は専業ネット銀行ではセキュリティNo1
PayPay銀行の最大の魅力はセキュリティの高さです。
PayPay銀行では、口座開設者に対してトークンと呼ばれるワンタイムパスワードを発行する端末が配布されます。
取引の際にはワンタイムパスワードが必要になっていて、トークンがないと取引ができない仕組みになっています。
取引パスワードはトークンでしかわからないので、スパイウェアやウイルスによってPC上の情報を盗まれたとしても不正利用をされる心配がありません。
またトークン上のパスワードは60秒ごとに更新がされるので、他人に盗み見られたりメモされる心配もありません。
昨今ネット銀行をはじめとしたオンラインバンキングでは不正利用が多く、セキュリティを第一に考える利用者が増えてきています。セキュリティに強いPayPay銀行はそんな方にぴったりのネット銀行であるといえます。
ビジネスアカウントの口座開設申し込みは個人用とは異なり、以下から申し込みをすることができます。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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