ネット銀行の高い預金金利を最大活用

公開日:2013年12月17日
最終更新日: 2018年8月2日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネット銀行を活用する方法は、ネット銀行のメリット、デメリットネット銀行の特徴
紹介している高い預金金利を活用して得をするというのが最もシンプルな方法です。

ここでは実際にどれくらい金利が違っていくら得するかを見ていきたいと思います。

どれくらい高金利なの?

ネット銀行の預金金利は高金利というけれどどれくらい違うのかという点を見ていきます。

まずは主要なネット銀行とメガバンクの普通預金金利を比較していきましょう。

■主要ネット銀行とメガバンクの普通預金金利

銀行名金利
(2018/7/4時点)
住信SBIネット銀行0.001%
楽天銀行0.02%
ジャパンネット銀行0.01%
ソニー銀行0.001%
新生銀行0.001%
イオン銀行0.12%
大和ネクスト銀行0.005%
セブン銀行0.001%
じぶん銀行0.001%
三菱東京UFJ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%
みずほ銀行0.001%

こう見ると大和ネクスト銀行やセブン銀行が高い以外はネット銀行とメガバンクの金利に大差はありません。

実はネット銀行もメガバンクも普通預金の金利はあまり変わりません。

すぐに決済する預金なのでコストがあまり反映されないのでしょうか。

普通預金の金利も重要ですが、気になるのはまとまった資金を預ける定期預金の金利だと思います。

ということで次に定期預金を見ていきます。
条件をそろえるために100万円で1年定期を組んだ場合の金利を記載しています。

■主要ネット銀行とメガバンクの1年定期預金金利

銀行名金利
(2018/7/4時点)
住信SBIネット銀行0.20%
楽天銀行0.12%
ジャパンネット銀行0.02%
ソニー銀行0.15%
新生銀行0.01%
イオン銀行0.05%
大和ネクスト銀行0.10%
セブン銀行0.02%
じぶん銀行0.05%
三菱東京UFJ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%
みずほ銀行0.001%

定期になると差が顕著に出ましたね。

メガバンクがきれいに0.001%となっているのに対してネット銀行は新生銀行を除くと0.1~0.25%の金利となっています。

特にネット銀行の中でも金利が高い住信SBIネット銀行や楽天銀行はメガバンクの10倍の金利になっていることがわかります。


いくらくらい金利がもらえるの?

金額にするとどれくらい違うかというと、ネット銀行代表の住信SBIネット銀行とメガバンク代表の三菱UFJ銀行を比較すると以下のようになります。

■住信SBIネット銀行
100万円×0.25%=2,500円

■三菱UFJ銀行
100万円×0.025%=250円

100万円を1年間預けて1万円もいかないので少し寂しい比較ですが、住信SBIネット銀行の方が2,250円多くなることがわかります。

ただ2,250円とはいえ馬鹿にはできません。

問題はその10分の1の250円しか利息がもらえないのに定期を組んでしまう人がいるということです。

同じ定期を組むのであれば絶対にネット銀行を活用したほうがよいことがわかります。

定期預金の金利の違いによる得をする額
¥2,250円/年
※100万円を1年定期に預けた人の場合


さらに高金利を狙うなら?

これまでネット銀行の預金で得をするという話をしてきましたが、店舗型の銀行よりも金利が高いとはいえ、超低金利の日本ではネット銀行でも預金金利は0.1%に満たないのが現実です。

さらに高金利を狙うことができる方法がいくつかあります。

さらに高金利を狙うことができる方法

  1. 長い期間の定期預金を活用する
  2. スイープサービス預金を活用する
  3. その他の金融商品を検討する


長い定期預金を活用する

最もシンプルな方法が長い期間の定期預金を活用することです。

使用する予定のない長期で運用できる資産であれば長期の定期預金を組むことです。

期間にもよりますが、普通預金の10倍以上の金利がつくものもありますので、リスクは取りたくないけど、普通預金よりも高い金利を得ようと思ったら、定期預金を検討するのは良いと思います。


スイープサービス預金を活用する

2つ目は提供している銀行は限られますが、スイープサービス預金を活用することです。

スイープサービスについての詳細はスイープサービス預金の特徴で紹介していますが、要は証券会社の口座と連携して株を買いやすくするため銀行預金の残高がそのまま株を買うための資金としてい使用できる預金です。

スイープサービス預金がなぜお得かというと、スイープサービス預金は扱い上は普通預金なのですが、実は金利が普通預金よりも高く設定されています。

例えば、住信SBIネット銀行では2013年12月17時点で普通預金金利が0.02%であるのに対して、スイープサービス預金の金利は0.1%と5倍の金利がつきます。

高い金利が付く理由は、株の取引を促進するためです。各ネット銀行が連携している証券会社はグループ会社であることがほとんどで、株の取引を促進するために銀行は高い金利をつけているのです。
(株の手数料は一部銀行にも入っています。)

ただ、株を買わなくてもスイープサービス預金は利用でき、高金利がつくので普通預金で遊ばせている資金であれば、絶対スイープサービス預金に入れておいた方が得です。

なお、現在スイープサービス預金を提供しているネット銀行は住信SBIネット銀行、楽天銀行、大和ネクスト銀行の3行だけですので、それぞれ提携しているSBI証券、楽天証券、大和証券の口座さえ持っていればすぐにスイープサービス預金を利用することができます。


その他の金融商品を検討する

もっと高い利益を得たいという方は、銀行預金ではなく別の金融商品を検討するとよいと思います。

銀行は決済性の高い金融商品ですのでその分金利は低く設定されています。しばらく引き出せなくてもよい資金がある場合には定期預金よりも他の商品の方が効率が良いことが多いです。

例えば定期預金と似た商品性のMMFや、債券などであれば1年で1%以上の利回りが期待できる商品もあります。もう少しリスクが高くても構わないということであれば外貨建てのMMFや比較的安全資産の多い投資信託を積み立てるなどすれば5%くらいの利回りが期待できる商品もあります。

元本が減ってしまうリスクもありますが、預金金利では物足りなく攻めの投資をしたいという方は証券会社などで預金以外の金融商品を検討すると良いと思います。


本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。



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