ネット銀行の住宅ローン金利を徹底比較

公開日:2014年1月8日
最終更新日: 2014年8月14日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネット銀行の住宅ローン金利を徹底比較

以前の記事「有利なネット銀行の住宅ローンは意外と知られていない」でも紹介しましたが、ネット銀行でも住宅ローンを組むことができ、原則手続きをネットや郵送で完了させるため、メガバンクと比べると低金利になっています。

ネットで手続きすることで審査が厳しかったり、手続きにかかる時間が長くなったりとデメリットもありますが、ご存知の通り、住宅の購入は非常に大きな額の買い物になり住宅ローンの金利は少しの違いで大きな支払い額の差になってきます。

少しでも金利の支払いを少なくしたいという方はぜひ活用したいですね。

ネット銀行の中でも住宅ローンの金利は異なりますので、比較をしていきたいと思います。本記事では変動金利と35年の固定金利を比較しています。

気になる銀行があれば公式サイトで最新の金利と商品性を確認しましょう。

■主要ネット銀行、メガバンクの住宅ローン金利比較

銀行名変動金利
2014/1/7時点
35年固定金利
2014/1/7時点
備考
住信SBIネット銀行0.670%3.320%固定金利は住友信託銀行の商品
変動金利は住信SBIネット銀行の商品(Mr住宅ローン)
楽天銀行0.718%1.800%固定金利は1.365%の融資事務手数料と年率0.3%の団体信用生命保険料の負担あり
ソニー銀行0.899%2.375%-
新生銀行0.980%2.600%-
じぶん銀行0.775%--
三菱東京UFJ銀行0.775%--
三井住友銀行0.975%2.490%-
みずほ銀行1.075%2.38%-

金利面では住信SBIネット銀行が有利

固定金利は様々な条件が付くので一概に比較は難しいですが、変動金利については住信SBIネット銀行が最も低い金利になっています。

変動金利を見ると各社の金利水準の違いがなんとなく見えてくると思います。

住宅ローンを決めるポイントは金利だけではなく、諸費用や繰り上げ返済のしやすさなどがありますが、金利が重要な要素を占めるのは間違いないのでまず金利をチェックしてその他の条件も合わせて見ていきましょう。


ネット銀行の住宅ローンのメリット、デメリット

ネット銀行の住宅ローンは金利が有利なだけでなく、繰上返済手数料や団体信用生命保険加入料などの手数料が不要で、初期コストが安いという点でもメリットがあります。

また、住宅ローンに加入するとネット銀行の金利が優遇されることがあり、銀行を利用する面でもメリットがあります。

■ネット銀行の住宅ローンのメリット

  • 金利が他の銀行と比較して低いところが多い
  • 繰上返済手数料や団体信用生命保険加入料など各種手数料が不要なところが多い
  • 加入するとネット銀行のサービスや預金金利がよくなることがある

預金金利の優遇については、メガバンクで住宅ローンを借り入れたとしても受けられることがあり、条件が同じように思えますが、定期預金をするなら金利の面で有利なのはネット銀行です。

ただでさえ有利なネット銀行の預金金利がさらに優遇されるという点にメリットがあるといえます。メガバンクでは金利が有利になったとしても預ける気の起きないような低金利で、優遇されていてもネット銀行以下の金利では意味がないですからね。

ネット銀行の住宅ローンはメリットもありますが、利用する上で気になるデメリットもあります。

ネット銀行の住宅ローンは、やり取りがネットであるがゆえに逆に時間がかかり、審査も厳しくなるといわれています。

■ネット銀行の住宅ローンのデメリット

  • ネット完結であり、やり取りがすべて郵送・FAXになるため不安
  • 審査に時間がかかる
  • 審査が厳しいといわれている(特に自営業者などは厳しい)

通常、住宅ローンでは契約時に対面で手続きを行うことになります。

ネット銀行の住宅ローンの場合はネットで手続きが完結することになり、一見便利なように思えますが、住宅ローンは一生に一度の大きな買い物ですので、「面と向かってのやりとりがない」という点が逆に不安に思われる方もいます。

また、対面であれば関係者が集まり契約に必要なことを一度に行うことができますが、ネット銀行の場合、必要書類等のやりとりなどをすべて郵送やFAX等で行うことになるため審査に時間がかかることになります。

ネットの方がなんでも早いと思いがちですが、契約に時間がかかってしまうので急いで契約をする必要がある方は要注意です。

さらに審査をネットですべて行うためか、個人事業主などが特に審査が厳しいといわれています。審査を書面ですべて行うため、保守的にならざるを得ないのかもしれませんね。

この点については実際に契約手続きをしてみないとわかりませんが、頭の片隅には置いておいた方が良いでしょう。

一長一短のようですが、住宅ローンの金利面でのメリットと考えると、それでもネット銀行の住宅ローンは魅力的であるといえます。実際にネット銀行のローンは人気ですので、多くの人が金利の低さを魅力に感じているのでしょう。


今すでに住宅ローンを借りている人も借り換えの検討ができる

今すでに住宅ローンを借りている人も住宅ローンの借り換えの検討をすることができます。

10年以上前にメガバンクで住宅ローンを借りている人などは、現在の超低金利とネット銀行の低金利で十分総支払額を減らす効果があると思います。

借り換えの際には、コストとして、銀行への事務手数料、印紙税、登録免許税、司法書士への報酬など20万円程度かかるので、このような借り換えコストと比較して支払額が減るようであれば借り換えをした方が良いといえます。

住宅ローンの大きなコストとして銀行への保証料がありますが、住信SBIネット銀行や新生銀行など無料のところもありますので、現在借りている住宅ローンの借り換え時に保証料の返還がある場合はさらにコストを減らすことができます。

このように借り換えにあたっては借り換えの効果と借り換えにかかる費用をしっかり確認して、メリットがあるようであれば住宅ローンの借り換えを検討するようにしましょう。

ネット銀行の住宅ローンは現在住宅ローンを借りている人もぜひチェックしておきたい商品であるといえますね。


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