ゆうちょ銀行の通常貯蓄貯金
ゆうちょ銀行は郵便局時代の名残でサービスや預金に独特な名称がついています。
「振込」は「振替」、「普通預金」は「通常貯金」などと呼ばれています。
このようなパッと聞いてよくわからない商品について商品性を説明していきたいと思います。
ゆうちょ銀行の通常貯蓄貯金とは?
ゆうちょ銀行には「通常貯蓄貯金」という商品があります。
通常貯蓄貯金とは入出金自由な貯金で残高が10万円以上あれば通常貯金よりも有利な利子がつく貯金です。
金利情勢によって結局通常貯金と金利が同じという場合もありますが、基本的には10万円以上あれば通常貯蓄貯金に預けた方がお得になります。
キャッシュカードがあればATMで自由に入出金できるので利便性も損ないません。
また指定の日を設定することで通常貯金から通常貯蓄貯金へ資金移動をするスウィングサービスというサービスもあります。
参考として、2014年1月14日時点の通常貯蓄貯金の金利を以下に記載します。10万円未満が通常貯金の金利になるので0.005%だけ通常貯蓄貯金がお得ですね。
■通常貯蓄貯金金利(2014/01/14時点)
貯金名 | 10万円未満 | 10万円以上 |
---|---|---|
通常貯蓄貯金 | 0.030% | 0.035% |
通常貯蓄貯金のメリットとネット銀行との比較
通常貯蓄貯金のメリットは何といっても金利の高さです。
通常貯金と同じ商品性で、いつでも入出金が可能な貯金でありながら通常貯金よりも高い金利になっています。
■通常貯蓄貯金のメリット
- いつでも入出金が可能で、通常貯金よりも高金利
貯金金額10万円以上という制約があるだけですので、この点をクリアしていれば通常貯金と比較した場合はメリットがあるといえます。
一方で、多くの金融機関との比較すると、金利的にはネット銀行の定期預金の方がお得になっているので、定期性の預金で高金利を求めているという人にとっては、ネット銀行の定期預金の方が有利になります。
- ネット銀行の金利の方が有利な場合が多いので、金利を重視する人は要チェック
ネット銀行では普通預金でも0.1%程度の金利を得ることができるので、ネット銀行を活用して預金していくのが賢い選択であるといえます。
ゆうちょ銀行はメガバンクと比較すると金利などが有利な場合はありますが、ネット銀行と比較するとやはり金利や振込、ATM手数料という面ではネット銀行に分があります。
経済面を重視する方はネット銀行をうまく活用していく方法を考えるのが良いと思います。
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