イオン銀行を活用してイオンゴールドカードを取得する方法
無料で作れるゴールドカードとして、「イオンゴールドカード」は人気のカードです。
イオンゴールドカードはイオンカードを持っていて、特定の条件を満たした人に招待(インビテーション)が届き、作ることができる招待制のゴールドカードです。
インビテーションをもらうにはいくつか条件がありますが、イオン銀行を活用することでイオンゴールドカードを獲得することができます。
人によってはイオン銀行を活用した方が簡単に達成できると思いますので、本ページでイオン銀行を活用してイオンゴールドカードを作る方法を見ていきたいと思います。
イオンゴールドカードの特徴
- 年会費無料で作れるゴールドカード
- 最高3,000万円の付帯保険
- ショッピングセーフティ保険が付帯
- イオンラウンジを使うことができる
- 空港ラウンジを無料で利用可能
- ゴールド会員限定の割引チケット
まずイオンゴールドカードの特徴を見ていきます。
イオンゴールドカードは年会費無料で作れる珍しいゴールドカードです。
年会費無料でありながら付帯保険が充実していたり、ラウンジが使えるなど一般的なゴールドカード並みの特典があるカードです。
最高3,000万円の付帯保険
1番大きいのは最高3,000万円の海外旅行障害保険が自動付帯することです。
「自動付帯」とは、旅行代金をクレジットカードで支払っていなくても怪我などをしたときの費用が保障されることです。
対になる言葉でカードで旅行代金を支払った時にのみ補償がされる「利用付帯」があります。
■海外旅行障害保険の補償内容
傷害内容 | 補償内容 |
---|---|
傷害による死亡・後遺障害 | 3,000万円 |
傷害による治療費用 | 200万円 |
疾病による治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品損害 | 30万円 |
救援者費用 | 100万円 |
また、その利用付帯ではありますが、最高3,000万円までが補償される国内旅行傷害保険が付帯します。
■国内旅行障害保険の補償内容
傷害内容 | 補償内容 |
---|---|
傷害による死亡・後遺障害 | 3,000万円 |
傷害による入院(最高180日分) | 日額5,000円 |
傷害による通院(最高90日分) | 日額3,000円 |
付帯保険の内容は年会費無料のカードのレベルではなく、ゴールドカードの保障が受けられるようになります。
ショッピングセーフティ保険が付帯
またイオンカードにも付帯しているショッピングセーフティ保険がイオンゴールドカードはさらに拡大され、年間300万円までが保障されます。
イオンゴールドカードで購入した商品5,000円から300万円のものが対象になり、購入日から180日間保障されます。
「偶然の事故」による損害が条件となっており、紛失の場合は保障されず、宝石や貴金属、自動車や自転車など保障対象外の商品もあります。
イオンラウンジを使うことができる
また、イオンゴールドカードを持っていると、イオンやイオンモールに設置されている「イオンラウンジ」をゴールド会員限定で利用することができます。
イオンラウンジはイオンゴールドカードを提示することで入室することができ、フリードリンクで飲み物を飲めたり、トップバリューの試供品(お菓子)を食べることができます。
新聞や雑誌も読み放題で、パソコンなどもすべて無料で利用することができます。
- フリードリンク
- トップバリューの試供品を食べることができる
- 新聞、雑誌を無料で読める
- PCも利用可能
買い物中に休憩するスペースとしてはかなり便利です。
最近はゴールドカード保有者が増えたのか、どこのラウンジでも混雑していますが、それだけ使い勝手が良いということで、このイオンラウンジが利用できるというのは大きなメリットになります。
なお、イオンゴールドカードを持っていると、保有者だけでなく同伴者3名まで利用することができるので、1枚ゴールドカードを持っているだけで合計4名まで無料で利用することができます。
空港ラウンジを無料で利用可能
また羽田空港にあるラウンジも無料で利用できます。
空港ラウンジを無料で利用できるのは、ゴールドカードの付帯サービスの定番という感じですね。
利用できるラウンジは以下のラウンジです。
- 羽田空港第一旅客ターミナル内エアポートラウンジ(中央)
- 羽田空港第二旅客ターミナル内でのトランジット(南)
ラウンジ内ではフリードリンクで新聞雑誌等も用意されています。
なお羽田空港のラウンジでは同伴者も利用できますが、ゴールドカード保有者のみ無料で利用でき、同伴者については有料になります。
イオンゴールドカードは家族カードも無料で発行することができますので、家族でラウンジサービスを利用したい場合は、家族カードも発行して、無料で家族もゴールドカード特典を受けられるようにしておくと良いと思います。
ゴールド会員限定の割引チケット
また、イオンカードには会員限定の「サンキューパスポート」や「バースデーパスポート」などの割引チケットがありますが、ゴールド会員になるとさらにお得なゴールド会員限定の割引を受けることができます。
ゴールド会員限定のパスポートは割引対象や範囲が拡大されていて、割引率も大きくなっています。
サンキューパスポートで割引対象外となる食料品も含めて5%割引となり、衣料品などは20%割引となるものもあります。
また2日間利用できるので利用できる日数も多いです。(サンキューパスポート、バースデーパスポートは任意の1日のみ利用可能)
「イオンでお得に買い物する」という意味ではサンキューパスポート等の割引チケットは非常に重要な役割を果たします。
その範囲や割引額が拡大されているゴールドカード限定のパスポートがもらえるのはかなり嬉しいですね。
家計の節約になります。
このようにイオンゴールドカードには多くの特徴があり、年会費無料であることを考えるとイオンカードユーザやイオンをお得に利用したい人全てが目指すべき1枚といえます。
イオンゴールドカードを取得する方法
イオンゴールドカードの招待があるイオンカード
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカードセレクト
イオンゴールドカードは招待制のカードですので、イオンカードを持ち、さらに一定の条件を満たしてインビテーションを受ける必要があります。
またイオンカードは提携カードも含めて多くのカードがありますが、イオンゴールドカードを作れるイオンカードは限られていて、イオンカード、イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトなどの提携カードでないイオンカードのみイオンゴールドカードを作ることができます。
いわゆるプロパーカードという提携カードでないイオンカードです。
ですのでまずはこれをカードを準備しておきましょう。
プレーンなイオンカードにはメリットが少ないので、イオンカード(WAON一体型)かイオンカードセレクトがおすすめです。
なお、イオンカードは2枚持ちもできますので、イオンゴールドカードを作りたい人で、今は上記以外の別の提携イオンカードを持っている人は上記のプロパーカードを1枚新たに作っておくと良いですね。
イオンゴールドカードの取得条件
イオンゴールドカードのインビテーションを受けられる条件は一部しか公表されていませんが、これまでの利用者の実体験からイオンカードの利用が以下のようになっているときにインビテーションが届くと言われています。
- 年間100万円以上利用
- 累計で500万円以上利用
- 年間で120回以上、かつ合計80万円以上利用
- イオングループのみで年間60万以上利用
年間100万円以上利用するか、累計で500万円以上利用するか、イオングループのみで年間60万円以上利用するなどの条件となっています。
またこの利用額にはイオンカードだけでなく、一体型となっているWAONの利用額も含まれます。
年間100万円だと月で8万円ちょっとですので、生活費をイオンカードで支払っている人はそれだけでクリアしてしまう可能性もあります。
また公共料金や固定費の支払いも対象となりますので、電気、ガス、水道や通信料金をイオンカード払いにするだけでも、イオンゴールドカードのインビテーションに大きく近づきます。
イオン銀行を活用してイオンゴールドカードを取得する方法
イオンカードセレクトを持っている人は、イオン銀行の利用条件を満たすだけでもイオンゴールドカードのインビテーションが届きます。
イオン銀行を利用してイオンゴールドカードを取得するには、以下の条件のいずれかを満たす必要があります。
- イオン銀行の住宅ローンの利用
- イオン銀行の定期預金残高が500万以上
- 定期預金100万円以上を1年間預ける
- 投資信託購入して残高があること
- 個人年金保険の契約
イオン銀行の住宅ローンを組むか、イオン銀行の定期預金を500万円以上組むか、定期預金100万円以上を1年間預け入れるか、投資信託を購入して残高がある、個人年金保険を契約するかの5つです。
住宅ローン
もっともシンプルでインビテーションが届くのが早いのは、イオン銀行で住宅ローンを組むことです。
イオン銀行の住宅ローンを組むと、イオンゴールドカードが作ることができます。
また、これは公式サイト上でも明記されているため確実です。
イオン銀行の住宅ローンを組むことで自動的にイオンゴールドカードが作れますので、最短でゴールドカードを作る方法とも言えます。
イオン銀行の住宅ローンは金利も有利で、その他にもイオンでの買物が常に5%オフになるなど、多くの特典があります。
借り換えでも対象となりますので、住宅ローンがある人はイオン銀行への借り換えを検討しても良いかもしれませんね。
定期預金
その他の条件は、利用者の実績を基に言われている条件です。
条件クリアのハードルが最も低いと思われるのは、定期預金100万円以上を1年間預けるというものでしょう。
特に費用もかかりませんし、余裕資金がある人は1年ほど預けておくだけでゴールドカードのインビテーションが届きます。
イオン銀行の定期預金金利は他の銀行とくらべても高めですし、積立式定期預金を使えばさらに金利は高くなります。
投資信託、個人年金保険
また投資信託の購入も金額制限がないため、比較的簡単に満たすことができる条件です。
投資信託は投資商品ですので、抵抗がある人もいると思いますが、1,000円から購入できるので、少額でゴールドカードのインビテーション条件を満たすことができます。
取扱銘柄も200銘柄超あるので、割と好きな投資対象に投資することができます。話題のNISAにも対応しています。
おすすめは日経平均やTOPIXに連動したシンプルなインデックスファンドです。
日経平均やTOPIXは普通のニュースでも流れるので、自分でいちいち調べなくても日々の値動きを知ることができるのも良い点です。
値動きがわかりやすく日々のニュースで株価を知るのが楽しくなります。(もちろん値下がり時は辛いですが・・)
インビテーションが届いたら売却や解約をすれば良いので、大きな費用負担なくゴールドカードを手にすることができます。
イオンカードの利用条件は、カードを使って買い物しないといけないので、ゴールドカードを作るために余分な買い物をするなどしてしまう可能性があります。
こうなっては本末転倒ですので、イオン銀行を使ってお金をためたり運用したりしつつ、ゴールドカードのインビテーションが目指せるのは良いですね。
まとめ
イオンゴールドカードの特徴や、イオン銀行を使ってイオンゴールドカードを取得する方法を見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- イオンゴールドカードは年会費無料で特典が多いゴールドカード
- カードの利用状況でゴールドカードのインビテーションが届く
- イオンカードセレクトならイオン銀行の利用でゴールドカードが作れる
イオン銀行を利用することで、イオンゴールドカードのインビテーションをもらうハードルがグッと下がりますので非常に便利です。
上述した通り、クレジットカードを使うことなくゴールドカードを手にすることもできますので、イオンゴールドカードは欲しいけど余分な買い物はしたくない人にはぴったりです。
イオンカードセレクトは必須
なお、イオン銀行を活用してゴールドカードを目指すには、イオンカードセレクトを作っておく必要があります。
まだ持っていない人はイオンカードセレクトを作ってゴールドカードを目指しましょう。
イオンカードセレクトを持っていると、イオン銀行の普通預金金利が優遇されたり、WAONへのオートチャージでポイントがたまるなど、ゴールドカード目的以外でも、イオン銀行利用者、イオンで買物する人両方に大きなメリットがあるカードです。
イオンやイオン銀行を利用している人はぜひ作っておくことをおすすめします。
またこれからイオン銀行の口座開設をする人はイオン銀行とイオンカードセレクトの同時申し込みができますので、そちらの方が手間がなく便利です。
本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。
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