ネット銀行の不正利用にあった場合の補償について
ネット銀行を利用していて、万が一不正利用の被害にあった場合は銀行によって対応が異なります。
日本国内に本店を置く銀行であれば基本的にはすべての銀行が預金保護法の対象となり、1,000万円を上限として被害額が補償されます。
その他にも銀行によっては不正利用の保険があったり、キャッシュカードの盗難補償があったりします。
残念ながら不正利用にあってしまった方は自分が利用している銀行に預金保護法を超える補償があるか、口座開設するネット銀行を検討されている方はどの銀行にどのような補償があるのか確認しましょう。
不正利用は犯罪の種類により、補償や関連する法律が異なります。
例えば、振り込め詐欺(母さん助けて詐欺)の被害にあった場合は、「振り込め詐欺救済法」という法律があり、犯罪に使われた口座に残った金額(被害金)を被害者の被害額に応じて分配するという制度があります。
それぞれ各銀行に確認する必要がありますので、以下の各銀行の不正利用の被害者用ページを確認しましょう。
オンラインバンキングにおける不正利用の種類
ネット銀行に限らず、メガバンクのオンラインサービスを含めた「オンラインバンキング」を利用する際は不正利用に最も注意しないといけません。
オンラインバンキングにおける不正利用の手口はいくつかありますが、主な不正利用の種類は以下の通りです。
■オンラインバンキングにおける不正利用の種類
- フィッシングサイト
- スパイウェア
- カードおよびカード情報の盗難
フィッシングサイトはEメールなどから銀行のサイトそっくりの偽のWEBサイトに誘導して、IDやパスワードを入力させて情報を取得し、その情報を悪用して不正に引き出しや送金をするという手口です。
TVCMなどでも注意喚起をしていますが、フィッシングサイトを見て偽物だと判別するのは困難ですので、Eメールなどから銀行のサイトにアクセスをするようなことはせずに、ブックマークをして決まった経路からのみアクセスをするように心がける必要があります。
スパイウェアはソフトウェアを悪用して利用者の情報を盗み取って犯人に転送をしたりするなど、PCを予期せぬ形で乗っ取られるソフトを悪用した不正利用の手口です。
スパイウェアはバックグラウンドでのみ作動して、利用者が気付かないうちに情報を盗まれて不正利用に使われるケースがあるので、そもそもインストールをしないように注意が必要です。
何かのソフトと一緒にダウンロードしてしまったり、金融機関を装ってCD-ROMを送付してダウンロードさせる手口があるので、ウイルス対策ソフトを入れて、不用意にPC内にソフトをダウンロードしないと注意する必要があります。
カード情報、カードそのものの盗難は、すりや酔った状態の時にカードそのものを盗んだり、カードを写真にとるなどしてカード情報を盗み取り、不正利用をするという手口です。
犯罪者にとって現金以上に価値のあるものを携帯しているということを自覚して、酩酊状態になるような深酔いしないように注意したり、IP制限をするなどして自分以外の利用を制限する工夫も必要です。
不正利用については新たな手口がどんどん出てくるので、これをしておけば100%安心ということは言えないので、日頃からリスクのある行動は避け、パスワードなどの情報はPC以外に保管するなど分散させたり、他の人がわからない形で保管をする心構えが必要であるといえます。
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