目的・資金の性格でネット銀行口座を分ける意味とおすすめ

公開日:2013年12月26日
最終更新日: 2015年12月30日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネット銀行の口座は複数持つとお得」ということは以前の記事で紹介しましたが、主要なネット銀行の中でもサービスに特徴があるので、うまく得意分野を使い分けることで最大限得することができます。

銀行口座には大きく分けると生活用と貯蓄・投資用という用途があると思いますので、それぞれに優秀な銀行をピックアップしたいと思います。


生活用の銀行口座として優秀なネット銀行

生活用の銀行口座として使用するには日々の決済能力の高さが問われます。
現金の引き出しやすさやネットショッピングをする際の利便性が重要ですね。

さらにお金が入ってくる口として、給与振込口座もとても重要な役割ですので給与振込口座に向いた銀行も紹介します。


振込手数料や入出金に強い住信SBIネット銀行

日々のお財布代わりに利用する銀行として重要なのはATMでの現金の引き出しやすさです。

住信SBIネット銀行はコンビニのほぼすべてを占めるセブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM(ファミマ他のコンビニ)、に対応しています。

全国規模のコンビニで入出金ができないのは旧am/pmのファミリーマート(アットバンク)とミニストップ(イオン銀行ATM)くらいです。

ATM利用料も格安で、セブン銀行ATMは完全無料でその他のATMについても月5回までは入出金無料ですので、自由に入出金ができる環境であるといってよいでしょう。

振込手数料も月3回までは無料ですので、生活用口座として大活躍すること間違いなしです。

  • 住信SBIネット銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

  • ネットの決済に強くて安心なPayPay銀行

    インターネットでの決済に強いのがPayPay銀行です。

    ネットショッピングなどの決済を銀行口座から直接行うことのできるリンク決済を多くのネットショッピングサイトと提携して提供しています。

    日本初のネット銀行だけあり、ネットオークションなどではPayPay銀行を利用している方が多く、振込手数料がお得になる点も見逃せません。

    ネット銀行では珍しく公共料金の引き落としを多く対応している点も魅力的です。

    ネットで買い物をすることが多い方は持っておきたいネット銀行です。

  • PayPay銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

  • 楽天銀行新生銀行は給与振込用の口座としても活躍

    生活用の口座として気になるのは給与の振込口座の機能。

    給与振込口座は企業によっては銀行を指定されたり、ネット銀行が不可だったりします。

    新生銀行はネット銀行並みの手数料の安さやサービスを提供していながら、店舗を持った都市銀行の位置づけになるので、多くの企業で給与振込口座として設定が可能です。

    新生銀行はATM利用料が基本全て無料となっているので、別に生活用口座を持つ場合もATM経由で入出金することで手数料をかかりません。

    楽天銀行は給与振込口座に指定すると得をするというネット銀行です。

    楽天銀行では口座保有者を会員クラスで分けて、ATMの無料利用回数や振込手数料が異なりますが、給与振込口座に指定すると会員クラスが上がるので、より手数料を安く利用することができます。

  • 楽天銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法
  • 新生銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

  • 投資・貯蓄用に優秀な銀行

    生活用以外でもお金を貯めたり、貯まったお金を投資したりするのに強みを持っている銀行もあります。

    円で預金する場合、外貨で預金する場合、株などに投資をする時に便利な銀行がそれぞれありますので見ていきましょう。


    住信SBIネット銀行ソニー銀行は預金金利キャンペーンを随時実施

    円で預金をする時にお得なのは住信SBIネット銀行とソニー銀行です。

    2つの銀行は定期預金の金利が元々高めに設定されていますが、よく金利が上がるキャンペーンなどを実施しています。

    ネットで定期預金をしたい場合などに利用したい銀行です。

  • 住信SBIネット銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法
  • ソニー銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

  • ゆうちょ銀行の定額貯金も優秀

    定期預金を検討しているならゆうちょ銀行もなかなか優秀です。

    ゆうちょ銀行で提供している定額貯金は金利は定期預金並みですが、期間は半年を過ぎると自由に入出金することができる商品で定期預金よりも使い勝手のよいサービスになっています。

    金利水準にもよりますが、同じような金利であれば定額貯金がおすすめですので、ゆうちょ銀行の口座も持っておいて預金を組む際に選択すると良いと思います。

  • ゆうちょ銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

  • 外貨の投資が得意なソニー銀行

    外貨の投資に強いのはソニー銀行です。

    ソニー銀行は外貨預金の際に円から外貨に換える手数料(為替手数料)が安いため、最終的なパフォーマンスも上がります。

    ソニー銀行ではFXも提供していますので、リスクをとって大きなリターンを狙うこともできますし、外貨預金代わりに利用することで更に割安な為替手数料で取引することもできます。

  • ソニー銀行の金利・手数料・サービスの特徴と活用方法

  • まとめ

    資金の性格ごとにお得なネット銀行を見てきました。

    見てきた通りネット銀行のサービスは各社特徴があり、自分にあった銀行を選ぶとともに、資金の性格によっても使い分けすることで最大限活用することができます。

    まずは複数の銀行口座をどのような目的で持つかを決めて、それぞれの役割にあった銀行を選んでいきましょう。

  • 高金利と便利さを両取りする最強ネット銀行の組み合わせとは?

  • 本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。



    当サイトのおすすめネット銀行


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