貯金ができる仕組みづくり2:天引きで使う前に貯金する!

公開日:2013年12月20日
最終更新日: 2019年9月16日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

天引きをすれば勝手にたまる

貯金ができる仕組みとしてまずは貯金用の銀行口座を持っておくことの必要性を述べました。

次に必要な仕組みは天引きをして貯金をすることです。

貯金をする上で、よく言われることで最も効果があるのが「天引き」することです。

天引きとは給料が入った時に生活費として使用する前に貯金用の口座に移すことを言います。

貯金をできない人の習慣として多いのは、給料から生活費を使用して残りを貯金にする方法をとっている人です。こうすると生活費が優先されて中々貯金が貯まりません。

一方、天引きであれば、先に給料から貯金額を引いて残りで生活をすることになるので、自然と残った生活費で足りるように生活をするようになります。

「の給料で生活費を15万に抑えて10万貯金する」より、「の給料だけど10万円貯金して、残りの15万で生活する」という方が成功率も高く、心理的負担も少なくなるんですね。

また、実践するとわかりますが、全然辛くありません。本当に人間は不思議なものですね。

天引きを利用している仕組みとして、会社に勤めていると会社によって財形貯蓄制度という制度があります。

この制度は給料から天引きで貯蓄をしていき、利子分に一部税制優遇がある制度なのですが、重要なのは利子への非課税というよりも天引きであることだと私は思っています。

天引きであることでお金が自動的に貯まっていきます。私は財形貯蓄制度を利用していて貯金が出来なかったという人を知りません。

心に負担をかけることなくお金を貯めるには天引きは絶対に取り入れた方が良い仕組みです。


天引きをする仕組を作るには?

天引きをする仕組を作るには、
給料が入ったその日に貯蓄用の銀行口座に振り込む。

これだけです。このルールを自分の中で守るだけです。

■天引きをする方法

  • 給料日に貯蓄用の銀行口座に振り込む

手動でやるのが面倒だったり、すべて自動化したいという方は定期自動振込サービスというサービスがあります。

定期自動振込サービスは振込日、振込先、振込金額を登録しておくことで、設定した振込日に毎月振込をしてくれるサービスです。本来は家賃等の支払いに利用するサービスですが、天引きの仕組みをつくることにも利用できます。

設定をしておけば自動的に貯蓄用の口座にお金が移動して、残りの金額で生活をしていくことになり、天引きの仕組みが自動的につくられることになります。

定期自動振込サービスの詳細については以下の記事で詳細に解説しています。


天引きをするのに良い銀行は?

天引きをする際に良い銀行は振込手数料の無料サービスがある銀行
定期自動振込サービスを提供している銀行です。

やはりネット銀行がおすすめで、振込手数料の無料回数が多い住信SBIネット銀行や自己名義の振込であれば振込手数料が無料となる大和ネクスト銀行が良いと思います。

住信SBIネット銀行であれば、定期自動振込サービスも提供していますので良いですね。
定期自動振込サービスは他に楽天銀行、PayPay銀行が提供しています。

ただ、給与振込銀行に指定しないといけないと思いますので、設定できる銀行は勤務先により異なると思いますのでまずは自社の給与振込先銀行の制約を確認すると良いと思います。


天引きを開始した後の注意点

自動的にしろ、半自動的にしろ、天引きを始めたら、後は月日が経つのを待つだけで勝手にお金がたまるようになります。

時間が経つのを待つだけというのは、「時間を味方につけている」状態であるともいえ、非常に良い状態ですね。

生活費についても、天引きの額を少々増やした程度ではあまり苦しいと感じることはありませんでした。人は、良くも悪くも今あるお金でやりくりしてしまうものなのですね。

ある程度まとまった金額までたまったら運用などを考えても良いですが、始めたばかりのころは放置しておいても問題ありません。

1点だけ注意点をあげると、天引きしてためたお金は途中で引き出さないことです。

  • 天引きしてためたお金は途中で引き出さない

生活が苦しくなって、天引きしてためたお金を途中で使ってしまうと、自分の頭の中で「使っても良いお金」と認識してしまって、心のどこかであてにしてしまうようになります。

そうなると歯止めが利かなくなり、大して苦しくなくても使ってしまうようになり、天引きしてためたお金の意味がなくなってしまいます。

逆に言うと、途中で引き出さないといけない状況は、突発的な支出を除くと、計画時点で無理があったことで生まれるので、天引きを始める際には毎月の拠出額は無理な金額を設定せずに長く続けていける金額にすることが重要です。

無理のない金額を設定することで、心に負担をかけることなく時間を味方につけて目的の金額までためることができる天引きはかなり有効な貯金の仕組みであるといえます。

  • 貯金ができる仕組みづくり3:家計簿をつける

  • その他の貯金に関する記事は以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。


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