ネット銀行の業界勢力図がわかる!預金残高・口座数で比較

公開日:2014年1月10日
最終更新日: 2014年10月2日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネット銀行を預金残高・口座数で比較

ネット銀行といっても銀行で大切なお金を預けるということには変わりないので、企業としての信頼度を重視するという方もいらっしゃると思います。

また多くの人に選ばれる銀行はきっと良い銀行に違いないと考えている方もいると思います。

ここでは預金残高と口座数という2つの指標でネット銀行の実力を測りたいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

■2013年9月末の主要ネット銀行の預金残高と口座数

銀行名 預金残高(単位:億円) 口座数(単位:千口座)
住信SBIネット銀行 30,476億円 1,813千口座
大和ネクスト銀行 22,689億円 818千口座
ソニー銀行 18,130億円 940千口座
楽天銀行 9,278億円 4,408千口座
auじぶん銀行 5,494億円 1,565千口座
PayPay銀行 5,189億円 2,520千口座

※本記事執筆時点での開示情報をもとに作成していますので、2013年9月末時点の情報をもとに作成しています。

【追記2014/7/4】
※2014年3月末時点の口座数を以下に追記しました。

■2014年3月末の主要ネット銀行の預金残高と口座数

銀行名 預金残高
(単位:億円)
口座数
(単位:千口座)
2013年9月末からの増減(口座数)
住信SBIネット銀行 30,767億円 1,973千口座 +160千口座
大和ネクスト銀行 23,991億円 901千口座 +83千口座
ソニー銀行 18,900億円 970千口座 +30千口座
楽天銀行 10,165億円 4,602千口座 +194千口座
auじぶん銀行 5,657億円 1,625千口座 +60千口座
PayPay銀行 5,427億円 2,620千口座 +100千口座

預金残高は住信SBIネット銀行、口座数は楽天銀行

結果を見ると、預金残高が最も多いのは住信SBIネット銀行です。

次いで、大和ネクスト銀行、ソニー銀行という結果になりました。

また、口座数が最も多いのは楽天銀行で、次いでPayPay銀行、住信SBIネット銀行です。

口座数と預金残高の順位に違いがあるのは、創業時期の違いと利用者が目的別に利用していることの表れです。

■各ネット銀行の創業時期

銀行名 創業時期
住信SBIネット銀行 2007年9月
大和ネクスト銀行 2011年5月
ソニー銀行 2001年6月
楽天銀行 2001年7月
auじぶん銀行 2008年7月
PayPay銀行 2000年10月

2000年台前半に創業をしている楽天銀行、PayPay銀行が口座数が多いのがわかりますね。

また、ソニー銀行と楽天銀行はほぼ同時期に創業していますが、ソニー銀行は運用もできる総合銀行としてスタートしたのに対して決済機能に力を入れていた楽天銀行(当時はイーバンク銀行)ということで現在の状況になっていると考えられます。

創業時期が遅いにも関わらず大きく預金残高を伸ばしている住信SBIネット銀行と大和ネクスト銀行はグループの証券会社との連携サービスとして銀行預金から株式投資を可能にするスイープサービス預金を提供しているという点で共通しています。

スイープサービス預金は簡単に言うと、「銀行預金から株が買える」サービスですが、
逆にいうと、「本来証券会社に預けるはずの資金が預金残高として残る」ともいえるので2社は大きく残高を伸ばしているのです。

ただし、住信SBIネット銀行は口座数で3番手に入っているように、決済機能や便利なサービスを提供しており、総合的におすすめのネット銀行になっています。

他のネット銀行もサービスのラインナップを充実させてきているので、各社のサービス拡充による顧客争奪はまだまだ途中であるといえますね。


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