新生銀行の株主構成

公開日:2014年1月24日
最終更新日: 2014年8月19日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

新生銀行の株主構成

大手都市銀行ながらATM手数料完全無料などネット銀行並みのサービスを提供する新生銀行

新生銀行は上場していますので、一部の株式については浮動株になっていますが、新生銀行の主要な株主構成は以下の通りです。

■新生銀行の株主構成

株主 出資比率
サターン・フォー・サブLP 11.7%
預金保険機構 9.7%
整理回収機構整理回収銀行口 7.2%
サターン・ジャパン・スリー・サブCV 4.0%
日本マスター信託口 3.6%
自社(自己株口) 3.5%
UBSセキュリティーズ・セグリゲイティッド 3.2%

新生銀行は日本長期信用銀行が前身で以前経営破たんをして一時国有化された後、入札で外資のファンドが資金を注入した経緯があります。

そのため現在でも大株主は外資のファンドと政府系になっています。

上場しているということで信頼感はあるものの、一度経営破たんした過去と外資が大株主ということで、経営不振があると経営陣の刷新やサービス内容の大幅な改悪ということがないとも言えません。

現在のサービスは良いだけに不安は大きいので新生銀行の口座開設をする時には、リスクヘッジとして他のネット銀行の口座も開設しておくと安心です。


戦略的に個人向けのサービスに特化

新生銀行は株主が変わり経営再建をする際に、戦略的に個人に向けたサービスに特化する方向にシフトしています。

そのため店舗もあり、分類上はメガバンクと同じ都市銀行になりますが、ネット銀行と比較してもお得なサービスを提供しています。

最大の特徴はATM手数料が完全無料なことです。多くのネット銀行ではATM手数料を一定回数無料にしていますが、新生銀行は制限を設けずに無制限で無料になります。

さらに店舗や新生銀行のATMが各地に設置されているので、他のネット銀行より便利にATMを利用することができます。

預金金利やその他のサービス面では他のネット銀行に劣る部分はありますが、お財布代わりに活用する銀行としては大活躍することができます。

分類上は都市銀行だからか、各サービス利用料金の引き落としの対応やクレジットカード利用料金の引き落としなどにも幅広く対応しています。

引き落としの面で少し弱いネット銀行と組み合わせて活用すると、さらに便利に新生銀行を使うことが出来るようになります。

株主構成を見ると少し不安な面はありますが、メガバンクとは一味違う新生銀行は、うまく使えばネット銀行のサービスと店舗でのサービスを両取りすることができる便利な銀行になる可能性があります。

気になる方は、別の記事で新生銀行のサービス内容を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


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