イオン銀行と住信SBIネット銀行を金利・ATM・振込手数料で徹底比較!作るならどっち?

公開日:2017年1月18日
最終更新日: 2017年8月12日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

イオン銀行 住信SBIネット銀行

普通預金金利が最強のイオン銀行と、ネット銀行最大手で総合力の高い住信SBIネット銀行は、どちらも人気のネット銀行なので、どちらの銀行を作ろうか悩んでいる人もいると思います。

そこで、イオン銀行と住信SBIネット銀行はどちらがお得か、金利、ATMの使い勝手、振込手数料やATM利用手数料の面から比較していきたいと思います。

イオン銀行と住信SBIネット銀行の金利の比較

イオン銀行 住信SBIネット銀行

まずは重要な預金金利の比較です。

イオン銀行と住信SBIネット銀行の普通預金と定期預金の金利を比較すると以下のようになります。

■イオン銀行と住信SBIネット銀行の金利

ATM イオン銀行 住信SBIネット銀行
普通預金 0.001% 0.001%
普通預金(優遇金利) 0.1% 0.01%
1ヶ月定期 0.020% 0.020%
3ヶ月定期 0.030% 0.020%
6ヶ月定期 0.040% 0.020%
1年定期 0.050% 0.020%
3年定期 0.100% 0.020%
5年定期 0.100% 0.020%

※2017年1月時点

預金金利を比較すると、全般的にイオン銀行の方が住信SBIネット銀行よりも高いことがわかります。

また、その中でもイオン銀行の普通預金の優遇金利が際立って高いことがわかります。

イオン銀行 住信SBIネット銀行

イオン銀行では、イオンカードセレクトを持っていると、優遇金利が適用され普通預金金利が100倍になります。

普通預金金利が100倍になると0.1%ですので、定期預金金利よりも普通預金金利の方が高いというありえない状態になっています。

イオンカードセレクトは年会費無料のクレジット機能付きキャッシュカードです。

持っていて損はないですし、優遇金利以外にも様々な特典がありますので、イオン銀行を利用する人にとっては必須のカードといえます。

なお、イオン銀行には普通預金金利よりも高い金利の預金商品として、積立式定期預金という商品があります。

積立式定期預金は、毎月決まった金額を定期預金に積み立てていく商品で、いわゆる積立投資にぴったりの商品です。

金利も0.15%と普通預金金利よりも高くなっていますので、中長期的な視点でお金を貯めたい人は積立式定期預金を利用すると、さらに高金利で貯金することができます。

イオン銀行 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行も同じSBIグループのSBI証券の口座を持っていると作れるSBIハイブリッド預金があり、ハイブリッド預金の方が普通預金よりも金利が高くなっています。

ただし預金金利が高くなっているとはいえ、イオン銀行の普通預金金利には及びませんので金利重視派にはイオン銀行がおすすめです。

SBIハイブリッド預金は預金口座の残高を、SBI証券の買付余力として使うことができ、株を買うことができます。

通常は株を買う場合、銀行口座から証券口座への振替が必要になりますが、SBIハイブリッド預金ではいちいち振替する必要がなく便利です。

株や投資信託、債券など証券会社を利用することが多い人はぜひ利用したいサービスです。

両社の金利を比較すると、預金金利はイオン銀行が圧倒的に高いです。

金利重視の人はイオン銀行がおすすめです。

なお、イオン銀行で優遇金利を受けるにはイオンカードセレクトが必要になります。

イオン銀行とイオンカードセレクトは同時申し込みできますので、イオン銀行の口座開設はイオンカードセレクトとの同時申し込みがおすすめです。

イオンカードセレクトとイオン銀行の同時申し込み


イオン銀行と住信SBIネット銀行の利用可能ATMの比較

イオン銀行 住信SBIネット銀行

次にキャッシュカードで入出金可能なATMについて見ていきます。

イオン銀行と住信SBIネット銀行で利用可能なATMは以下のようになっています。

■イオン銀行と住信SBIネット銀行の利用可能ATM

ATM イオン銀行 住信SBIネット銀行
セブン銀行ATM ×
イーネットATM
ローソンATM
ゆうちょ銀行ATM
JR東日本ATM
イオン銀行ATM
三菱UFJ銀行ATM ×
みずほ銀行ATM ×
三井住友銀行ATM ×

次に利用可能なATMを見ていきます。

イオン銀行 住信SBIネット銀行

イオン銀行はセブン銀行ATMを除くコンビニATM、またメガバンクやゆうちょ銀行ATMを利用することができます。

セブン銀行ATMはセブンイレブンに設置してあるATMですので痛いですが、その他の主なATMはすべて利用することができますので、生活圏内にセブンイレブンしかないという人以外は入出金できないATMが少なく困ることはないでしょう。

イオン銀行 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行はセブン銀行ATMをはじめとしたコンビニATMはすべて利用可能で、その他にゆうちょ銀行ATM、JR東日本の駅などに設置されているビューアルッテATMも利用することができます。

一方で三菱UFJ銀行ATMやみずほ銀行ATM、三井住友銀行ATMは利用することができません。

都市部に住んでいる人であればコンビニで入出金できるので、まず問題ないと思いますが、メガバンクのATMが利用できないのは若干のマイナスポイントといえます。

ATMの利便性は自分の生活圏内にどのATMがあるかによりますので比較は難しいですが、利用できるATMの数や種類はイオン銀行の方が多いです。

コンビニを利用するのが多い人は住信SBIネット銀行、メガバンクのATMが生活範囲に多くある人はイオン銀行がおすすめです。

イオン銀行が利用できないATMはセブン銀行ATMだけですので、セブンイレブンが近くにある人以外は全体的な利便性はイオン銀行の方が高いといえるでしょう。


イオン銀行と住信SBIネット銀行の各種手数料の比較

イオン銀行 住信SBIネット銀行

次にATM利用手数料や振込手数料を見てみます。

■イオン銀行と住信SBIネット銀行の手数料

ATM イオン銀行 住信SBIネット銀行
振込手数料
(自行宛)
無料 無料
振込手数料
(他行宛)
220円 157円
ATM手数料
(入金)
無料 無料
ATM手数料
(出金)
0-220円 110円
ランクに応じて月2-15回まで無料

振込手数料の比較

次に振込やATM利用の手数料について見ていきましょう。

まず振込手数料です。

振込手数料はどちらの銀行も自行宛の振込の場合は振込手数料は無料です。

最近はネット銀行を持っている人も増えていますので、自行宛の振込手数料が無料の恩恵は徐々に広がっているように感じます。

他行宛の振込手数料についてはイオン銀行が220円、住信SBIネット銀行が157円となっています。

単純に手数料だけを比較すると、住信SBIネット銀行の方が安くなっています。

住信SBIネット銀行では、サービスの利用状況などに応じたランク制度を取っており、ランクに応じて月に1-15回振込手数料が無料になります。

最高ランクを目指すのは厳しいですが、振込手数料が月に3回無料になるランク2は簡単に目指せます。

振込手数料が月に3回無料になれば、多くの人が振込手数料を負担することなく利用できるのではないかと思います。

また、イオン銀行もポイントによる還元で振込手数料を実質無料にすることができます。

イオン銀行Myステージというポイント制度があり、ステージに応じて月に1-5回まで振込手数料がかかったら216WAONポイントがポイントバックされます。

イオン銀行Myステージのステージは、イオンカードやWAONの引き落とし額によって決まるため、イオンカード、WAON、イオン銀行キャッシュカードが一つになったイオンカードセレクトを持っているとステージを上げる上で有利です。

イオン銀行 住信SBIネット銀行


ATM利用手数料の比較

次にATM利用手数料です。

どちらも入金については無料ですが、出金する時にはATMの種類によって所定の手数料がかかります。

イオン銀行はイオン銀行ATMを利用すると24時間365日いつでも手数料無料で入出金することができます。

また、ゆうちょ銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATMは平日の日中(8:45-18:00)と土曜日(9:00-14:00)は手数料無料で利用することができます。

その他のATMは時間帯によって110円または220円の手数料がかかります。

上述したイオン銀行Myステージの特典はATM利用手数料でもあり、ステージに応じて月に1-5回までATM手数料を負担すると108WAONポイントをもらうことができます。

イオン銀行 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行はランクに応じて月に2-15回ATM利用手数料が無料になります。無料利用回数を超えると110円のATM利用手数料がかかります。

月に5回までATM手数料が無料になるランク2までは、比較的誰でも簡単に到達することができます。

月に5回無料であれば、多くの人がATM手数料を負担することなく銀行を利用できると思います。

現に私は住信SBIネット銀行をお財布代わりの銀行として利用していますが、ATM手数料は毎月無料回数の中に収まっており、一度もATM利用手数料を負担したことはありません。

回数無制限で手数料無料のATMが多いイオン銀行と、ATM手数料の無料利用回数がある住信SBIネット銀行はどちらもほとんど手数料をかけることなく利用できるので非常に便利です。

振込手数料、ATM手数料はイオン銀行と住信SBIネット銀行でサービスの体系は異なるもののかなり無料で利用できる範囲が多く、同じくらい便利で甲乙つけがたいといえます。


まとめ

イオン銀行 住信SBIネット銀行

イオン銀行と住信SBIネット銀行のサービス内容を比較して見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 金利重視の人はイオン銀行がおすすめ
  • 住信SBIネット銀行はお財布感覚で使いやすい
  • 組み合わせて使うのもあり

イオン銀行はイオンカードセレクトを持っていると受けられる優遇金利が強力で、普通預金金利最強の銀行といえます。

イオン銀行の普通預金金利は定期預金金利よりも高くなっていますので、金利重視の人には迷わずイオン銀行をおすすめします。

イオン銀行はセブン銀行ATMを利用できないのが唯一の欠点といえますが、イオン銀行ATMだけでなく、メガバンクやゆうちょ銀行のATM、セブン銀行ATM以外のコンビニATMと利用できるATMの種類は多いので、周りにセブンイレブンしかないという人以外は困らないと思います。

住信SBIネット銀行はコンビニATMがすべて利用でき、ランクに応じてATM手数料は月に2-15回、振込手数料は月に1-15回無料になるので、入出金に強く、お財布感覚で利用するのに非常に便利な銀行です。

住信SBIネット銀行はネット銀行最大手ということもあり、サービスの総合力が高く、こちらもおすすめの銀行と言えます。

イオン銀行 住信SBIネット銀行

どちらも便利な銀行で、当サイトでも1,2を争う人気の銀行です。どちらを選んでも後悔することはないと思います。

1つだけ銀行口座を持つのであればイオン銀行がおすすめで、メインとサブに分けるのであれば、イオン銀行で貯金をしつつ住信SBIネット銀行をお財布感覚で使うというのも良いと思います。

イオン銀行の口座開設

住信SBIネット銀行の口座開設

イオン銀行の口座開設の際にイオンカードセレクトと同時申し込みができますので、これからイオン銀行の口座開設をする人はイオンカードセレクトとの同時申し込みが便利です。

イオンカードセレクトとイオン銀行の同時申し込み

今回の比較を見て気になった銀行をぜひチェックしてみてください。


本記事以外にも当サイトではネット銀行選びに役立つ情報や活用方法を紹介していますので、ぜひトップページから気になるページをご覧ください。



当サイトのおすすめネット銀行


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振込手数料ATM利用手数料はランクに応じてそれぞれ月に最大15回まで無料になります。

グループのSBI証券との連携サービスは株取引が便利になるだけでなく、普通預金金利がぐんとアップするメリットもあります。
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