イオン銀行と楽天銀行を金利・ATM・振込手数料で徹底比較!作るならどっち?

公開日:2016年11月13日
最終更新日: 2019年5月7日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

イオン銀行 楽天銀行

楽天カードの引き落としや様々な決済に利用できて便利な楽天銀行は、ネットオークションやポイントサービスなどで利用している人も多いと思います。

イオン銀行と楽天銀行ではどちらがお得か、金利やATMの使い勝手、振込手数料などを比較してみたいと思います。

イオン銀行と楽天銀行の金利の比較

イオン銀行 楽天銀行

まずは重要な預金金利の比較です。

イオン銀行と楽天銀行の普通預金と定期預金の金利を比較すると以下のようになります。

■イオン銀行と楽天銀行の金利

ATM イオン銀行 楽天銀行
普通預金 0.001% 0.02%
普通預金(優遇金利) 0.1% 0.1%
1ヶ月定期 0.020% 0.020%
3ヶ月定期 0.030% 0.020%
6ヶ月定期 0.040% 0.020%
1年定期 0.050% 0.030%
3年定期 0.100% 0.030%
5年定期 0.100% 0.040%

※2017年8月時点

イオン銀行と楽天銀行はともに一定の条件を満たすと、普通預金金利の優遇金利が適用されて、ネット銀行を含めても日本で1,2を争う普通預金金利の高い銀行になります。

優遇金利適用後の金利は、イオン銀行と楽天銀行ともに0.10%となっています。

メガバンクの普通預金金利が0.001%であることを考えると、100倍も高い金利がつくことになります。

ともに金利重視の人、今メガバンクを利用している人にはぜひおすすめしたい高金利の銀行です。

イオン銀行 楽天銀行

優遇金利を受けるには、イオン銀行の場合はイオンカードセレクトを持っている必要があります。

イオンカードセレクトとは、イオンカード(クレジットカード)、電子マネーのWAON、イオン銀行のキャッシュカードが一つになったカードで、イオン銀行から見るとクレジット機能つきのキャッシュカードとなります。

年会費無料で様々な特典のあるカードですので、イオン銀行を利用する人にとって必須のカードです。

イオン銀行口座とイオンカードセレクトは同時申し込みもできるので、簡単に作ることができます。

イオン銀行 楽天銀行

楽天銀行で優遇金利を受けるには、楽天証券の口座を作った上でマネーブリッジというサービスに登録することで、優遇金利の0.1%が適用されます。

証券口座を作ってさらに申込と聞くと、面倒なように感じますが、銀行と証券の口座があれば1分程度で簡単に申込ができます。

また、どちらかの口座を持っていれば、口座開設時に申し込むことができますし、どちらの口座を持っていない場合は銀行と証券口座の同時申し込みができるので、それほど手間ではありません。

証券口座に抵抗がある人はいるかもしれませんが、抵抗がない人にとっては口座開設するだけで金利が上乗せされるとてもお得なサービスといえます。

イオン銀行 楽天銀行

ちなみに上記に記載をしていませんが、楽天カードを利用していて、楽天銀行を引き落とし口座として設定していると普通預金金利に0.04%の優遇金利が適用されます。

マネーブリッジの特典と重複した場合には、より金利の高いマネーブリッジの優遇金利(0.1%)が適用されますが、証券口座の開設に抵抗がある人やすでに楽天カードを持っている人はこちらの優遇金利を狙うでも良いと思います。

ただ、金利の差は長期間お金を預けるほど大きな差になりますので、楽天銀行を利用する人は、基本的にはマネーブリッジを活用した優遇金利を狙うことをおすすめします。

両社ともにネット銀行の中でも金利が高い銀行ですが、純粋に金利の高さだけを比べるとイオン銀行の方が金利が高くなっているので、金利重視の人であればイオン銀行の方がおすすめといえます。

イオンカードセレクトとイオン銀行の同時申し込み


イオン銀行と楽天銀行の利用可能ATMの比較

イオン銀行 楽天銀行

次にキャッシュカードで入出金可能なATMについて見ていきます。

イオン銀行と楽天銀行で利用可能なATMは以下のようになっています。

■イオン銀行と楽天銀行の利用可能ATM

ATM イオン銀行 楽天銀行
セブン銀行ATM ×
イーネットATM
ローソンATM
ゆうちょ銀行ATM
JR東日本ATM
イオン銀行ATM
三菱UFJ銀行ATM
みずほ銀行ATM
三井住友銀行ATM ×

イオン銀行はセブン銀行ATMが利用できないのが痛いですね。

イオンとセブン&アイは流通業界の2トップですので、ライバル関係にあります。

そのせいか、サービスの相性が最悪になっており、銀行についても例にもれずに相互利用が不可となっています。

セブン銀行ATMはセブンイレブンをはじめ、駅や空港に設置してあることも多く、ネット銀行利用者にとってはメインのATMといってもよいので、使えないのは痛いです。

セブン銀行ATMを除くと、主だったATMはすべて利用できるようになっています。

そのため、入出金ができずに困るということはあまりないといえますが、イオン銀行を利用する人は、セブン銀行ATM以外で入出金をする方法を見つけておかないといけません。

イオン銀行 楽天銀行

一方、楽天銀行はほとんどのATMで利用可能になっており、セブン銀行ATMも利用できます。

三井住友銀行ATMは利用できませんが、他のメガバンクのATMを利用できますし、コンビニATMで入出金することができますので、日々の入出金で困ることはまずないと言えるでしょう。

利用できるATMの範囲については、楽天銀行が一歩リードしているといえます。


イオン銀行と楽天銀行の各種手数料の比較

イオン銀行 楽天銀行

次にATM利用手数料や振込手数料を見てみます。

■イオン銀行と楽天銀行の手数料

ATM イオン銀行 楽天銀行
振込手数料
(自行宛)
無料 無料
振込手数料
(他行宛)
220円 165円・256円
ATM手数料
(入金)
無料 3万円未満:220円・270円
3万円以上:無料
ATM手数料
(出金)
0-220円 220円・270円

振込手数料についてはあまり差がなく、自行宛ての振込については無料となっており、他行宛の振込手数料についてはイオン銀行が一律220円、楽天銀行は振込金額が3万円未満は165円で3万円以上が258円となっています。

少額の振込が多い人は楽天銀行がお得になり、3万円以上の高額な振込が多い人はイオン銀行がお得になります。

ATM利用手数料については、楽天銀行は入金の場合も3万円未満は手数料がかかります。また楽天銀行はセブン銀行、イオン銀行、ステーションATMPatsatを除くATMは270円の手数料がかかりイオン銀行よりもATM手数料は割高になっています。

イオン銀行は自社ATMであれば24時間365日手数料無料でATMを利用できますし、ゆうちょ銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATMも手数料無料で利用できます。

おさいふ代わりに利用する銀行としてはイオン銀行の方がお得です。

なお、両社ともに振込手数料が一定回数無料になるサービスがあります。

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イオン銀行はイオン銀行Myステージというサービスで、ステージに応じて月に1回から5回までATM手数料なら108WAONポイント、振込手数料なら216WAONポイントが付与されます。

各手数料が実質無料になるサービスです。

ステージは半年間のイオンカードやWAONの利用金額やイオン銀行での口座引き落とし額に応じて決まります。

イオンカードセレクトを持っていると、よりステージが上がりやすくなります。

イオン銀行 楽天銀行

楽天銀行にはハッピープログラムという優遇制度があり、預金残高や所定の取引の回数に応じて、振込手数料が最大月に3回、ATM手数料は最大月に7回無料になります。

最高ステージに行くには残高300万円が必要になり、ややハードルが高いですが、残高100万円以上のVIPステージでATM手数料が月に5回、振込手数料が月に3回無料になります。

残高50万円以上のプレミアムステージでもATM手数料が月に2回、振込手数料が月に2回無料になるので、このあたりまで来ると対象になる人もぐっと増えると思います。

サービス内容が異なるので何ともいえませんが、ある程度預金を預ける予定の人にとっては、大体同じくらいのサービスレベルといえます。


まとめ

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イオン銀行と楽天銀行のサービス内容を比較して見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • イオン銀行、楽天銀行ともに優遇金利がある
  • 金利はイオン銀行の方が高い
  • イオン銀行はセブン銀行ATMを利用不可

どちらも預金金利が高く、ATMの使い勝手も良い銀行です。

金利がより高いのはイオン銀行ですので、金利重視の人であればイオン銀行がおすすめです。

イオン銀行はセブン銀行ATMが利用できないのが欠点ですが、その点を許容できるのであれば、その他の多くの点で楽天銀行よりもお得になっているので、イオン銀行の方が便利になるでしょう。

楽天スーパーポイントをためている、楽天カードを利用するなど、楽天系のサービスを利用するなら楽天銀行の方が便利になっています。

どちらも良い銀行ですので、今回比較した内容をもとに気に入った銀行を利用してみてください。

イオン銀行の口座開設

楽天銀行の口座開設

なお、両行ともに口座開設、維持手数料はすべて無料なので、迷った人は両方口座を作ってみて、しばらく使ってみても良いと思いますよ。

WEBサイトの使い勝手などもありますので、実際に使ってみて決めるでも良いと思います。

イオン銀行 楽天銀行

なお、優遇金利を受けるには、イオン銀行ではイオンカードセレクト、楽天銀行の場合は楽天証券の口座が必要になります。

どちらも同時申し込みができるので、これから口座を作りたい人は同時申し込みがおすすめです。

イオンカードセレクトとイオン銀行の同時申し込み

楽天銀行と楽天証券の同時申し込み


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